「さすらいのジョニー」(フランス語: Pour moi la vie va commencer)は、1963年のフランス映画『ジョニーはどこに』で主役のジョニー・アリディが歌った4曲の一つで、フランス語題名「Pour moi la vie va commencer」(僕にとって人生が始まる)の日本での題名であり、世界を風靡した。
この曲は、後にシャンタル・ゴヤと結婚するジャン=ジャック・デブの作。シングル盤のB面には「マイ・ギター」が収録された。
概要
映画『ジョニーはどこに』で、ジョニー・アリディは初めて映画の主役を演じた。1963年6月から7月にかけてフランス南部のカマルグで撮影された同作は、エルヴィス・プレスリーが出てくるようなミュージカル映画であり、歌うシーンがプロット全体に散りばめられている。このために4曲が作られて、登場順に、「心がいっぱい(À plein cœur)」(シルヴィー・ヴァルタンとのデュエット)、「僕にとって人生が始まる」(Pour moi la vie va commencer)、「何も変わってないよ(Rien n'a changé)」、「私のギター」である。
この歌は、ジョニー・リヴィエール(彼の役の名前)が子供時代の故郷へ戻ったことを示しており、彼は保護者と馬に乗って歌う。タイトルにある自叙伝的な要素はなかったが、この曲はレコード盤で拡散し始め、ラジオでも大成功を収め、ジョニー・アリディにとって1960年代の主要な歌のひとつになった。この曲はコンパクト盤が作られた時に、最初のフランス語の曲であった。
レコードの売り上げで、週間の最高時の記録は、ベルギーとオランダでは1位、フランスでは3位を記録した。
チャート成績
関連項目
- ジョニーはどこに