奉天(ほうてん)は、駄菓子の一種。
概要
ひと口大にカットされた棒菓子で、切奉天、輪切奉天、梅鉢(うめばち)、白樺とも呼ばれる。断面の模様が梅鉢紋に似ており、天神(菅原道真)を祀る神社への奉納菓子としての歴史をもち、天神へ奉納する意から「奉天」の呼称が生じたとされている。
基本的な製法は、大豆ほどの大きさに丸めて植物油で揚げたかりんとう種を、練った水飴で包み込み、棒状に細く伸ばして切断する。かりんとう種を小さくして、奉天自体も小さく作ることができ、包み込む飴に色付けや味付けを施したものもある。
脚注
関連項目
- かりんとう
外部リンク
- 歯についても美味しい奉天~愛菓子案内人 VOL029