柳本 治安(やなぎもと/やないもと はるやす)は、戦国時代の武将。柳本忠兵衛とも呼ばれた。
概要
治安は、山城国鳥羽を拠点とし、石清水八幡宮に属し馬の流通に携わった中井氏の出身であり、柳本賢治の家臣として活動していた。治安が柳本姓を名乗ったのは、賢治に治安の家格を上昇させる目的があった。治安の名前は、柳本賢治の偏諱「治」と中井氏の通字「安」の組み合わせである。同族には柳本源七郎と名乗った中井源七郎がいる。
脚注
注釈
出典
参考文献
- 馬部隆弘『戦国期細川権力の研究』吉川弘文館、2018年。ISBN 978-4-642-02950-6。
- 「「堺公方」期の京都支配と柳本賢治」」 - 初出:『ヒストリア』第247号、2014年。
関連項目
- 畿内・近国の戦国時代