ココビーチ(Cocobeach)はガボン北西部の町であり、ムニ川の南岸に位置する。ノヤ県の県都である。ビーチがあり、赤道ギニアとの間の国境の町になっている。川と国境を越えて、コゴまでフェリーが運航している。
この町は非常に小さく、漁村や小さな市場、いくつかのビーチがあるだけである。町から離れたところにガボンで最も古い熱帯雨林のあるクリスタルマウンテンズ国立公園があり、この地域の旅行の目的地の1つとなっている。乾季にもベンゲラ海流が湿気を運んできて常に霧が立ち込めているため、氷期にも乾燥から免れた。
気候
ガボンの大部分と同様に、熱帯モンスーン気候である。9月か10月から5月まで長い雨季が続き、南半球の冬のベンゲラ海流が冷たく霧が多いため、乾季は短い。
南部と比べてココビーチは湿度が高く、リーブルヴィルよりも雨が10-15%多く、乾季は数週間短い。信頼性のある気象データはないが、北部の年間降水量は4500mmにも達すると考えられている。