1989年のオールスターゲームは、1989年7月に行われた日本プロ野球のオールスターゲーム。
試合概要
前年、3年連続の日本一を達成した西武ライオンズの森祇晶監督が全パ(オールパシフィック・リーグ)を率い、セ・リーグを制した中日ドラゴンズの星野仙一監督が全セ(オールセントラル・リーグ)を率いた1989年のオールスターゲーム。1月7日に昭和天皇が崩御し、元号が昭和から平成へ変わり、プロ野球界もオリックスブレーブスと福岡ダイエーホークスが誕生し、26年間、3試合制だった球宴がこの年から2試合に短縮された。
第1戦はベテラン村田兆治(ロッテ)が大活躍。全パの先発として3回を2安打3三振無失点で自身初のMVPを受賞した。第2戦は星野監督の全セ・中日勢が奮起。彦野利勝、宇野勝、中村武志らが攻守に活躍した。
選出選手
- 太字はファン投票で選ばれた選手。▲は出場辞退選手発生による補充選手。
試合結果
第1戦
オーダー
第2戦
オーダー
テレビ・ラジオ中継
テレビ中継
- 第1戦:7月25日
- 民放同士の並列中継はこの年の第1戦が最後である。
- フジテレビ
- 実況:大川和彦 解説:西本幸雄、谷沢健一 ゲスト解説:栗山英樹(ヤクルト)、津野浩(日本ハム)
- ゲスト:加藤茶、志村けん、浅野ゆう子、山田邦子、石田純一、鈴木保奈美、逸見政孝
- レポーター長野智子、中井美穂
- テレビ朝日
- 実況:朝岡聡 解説:武上四郎、東尾修、野村克也、稲尾和久、山本和行、国貞泰汎、河村英文 ゲスト解説:長嶋茂雄
- ゲスト:黒鉄ヒロシ、久米宏、小林一喜(以上、ニュースステーションより)、小錦八十吉、美里美寿々
- <六本木・テレビ朝日前特設会場>進行役:大熊英司(テレビ朝日アナウンサー) ゲスト:高田純次、ダチョウ倶楽部、田中美奈子
- NHK総合(中継録画) 解説:鈴木啓示、山田久志
- 第2戦:7月26日
- 朝日放送≪テレビ朝日系列≫
- 実況:植草貞夫 解説:稲尾和久 ゲスト解説:中西太(近鉄コーチ) ゲスト:宮崎美子
- NHK総合(中継録画・スポーツタイムに内包) 解説:高田繁、梨田昌孝
- 朝日放送≪テレビ朝日系列≫
ラジオ中継
- 第1戦:7月25日
- NHKラジオ第1 実況:島村俊治 解説:鶴岡一人、広岡達朗
- TBSラジオ(JRN) 実況:林正浩 解説:衣笠祥雄、田淵幸一
- 文化放送(ローカル) 実況:中田秀作 解説:豊田泰光
- ニッポン放送(NRN) 実況:深澤弘 解説:江本孟紀 ゲスト:森光子
- ラジオ日本(独立系) 実況:島碩弥 解説:浅野啓司
- ラジオ大阪(ローカル)解説:平野光泰
- 第2戦:7月26日
- NHKラジオ第1 実況:斉藤洋一郎 解説:川上哲治、広瀬叔功
- TBSラジオ(JRN/朝日放送制作) 実況:和沙哲郎 解説:福本豊、山本和行
- 文化放送(ローカル) 実況:戸谷真人 解説:黒江透修
- ニッポン放送(NRN/毎日放送制作) 実況:井上光央 解説:一枝修平 ゲスト:千代の富士貢
- ラジオ日本(独立系/ラジオ関西) 実況:早川健二 解説:有本義明
- ラジオ大阪(ローカル)解説:平野光泰
脚注
関連項目
- オールスターゲーム (日本プロ野球)
- 日本プロフェッショナル野球組織
- 日本野球機構(主催)
- 三洋電機(特別協賛)
外部リンク
- NPB公式記録