潮来駅(いたこえき)は、茨城県潮来市あやめ1丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)鹿島線の駅である。
歴史
- 1970年(昭和45年)8月20日:日本国有鉄道の駅として開業。旅客のみ取扱い。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 1992年(平成4年)4月1日:みどりの窓口営業開始。
- 2009年(平成21年)3月14日:東京近郊区間に組み込まれる。
- 2020年(令和2年)
- 3月14日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。終日無人化。
- 4月1日:簡易委託化。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する高架駅である。ホームは嵩上げされていない。
鹿島神宮駅が管理する簡易委託駅で、水郷潮来観光協会が駅舎管理や切符販売を行なっている。
駅舎内には自動券売機、乗車駅証明書発行機、簡易Suica改札機が設置されている。KIOSKなどはないが、改札口を出ると観光案内所などがある。
のりば
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 1番線を上下本線とした一線スルー構造であり、1・2番線いずれも両方面からの列車の着発が可能である。
- 列車交換のないときは1番線を通る。
- 停車列車同士でのすれ違いの場合は、上りが1番線、下りが2番線を使う。
- 停車列車と通過列車のすれ違いの場合は、通過列車が1番線、停車列車が2番線を使う。
- 毎年6月のあやめ祭り期間中には、臨時特急あやめ号が停車(土曜・休日)する。
- 非常時には列車が当駅で折り返しとなることがある。
- ホーム長は230mあり 、11両編成までに対応する。貨物列車行き違いのため、線路有効長は460mとなっている。
利用状況
JR東日本によると、2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員は262人である。特にアヤメ開花時期である6月には休日を中心に多くの観光客で賑わいを見せる。
2000年度(平成12年度)以降の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりである。
駅周辺
西口
- 潮来ステーションホテル
- 潮来ホテル
- 潮来釣り具センター
- セイミヤ潮来店
- 東日本銀行潮来支店
- 潮来郵便局
- 行方警察署潮来地区交番
- 常陸利根川
- 水郷潮来あやめ園
- 前川
東口
- ビジネスホテルアネックス
- 筑波銀行潮来支店
- 国土交通省関東地方整備局霞ヶ浦河川事務所
- 潮来市役所
バス路線
高速バス・路線バスとも東口から発着。一部の路線バス(池田交通担当便)を除き、交通系ICカードSuica、PASMOが利用可能。潮来駅発着の高速バスは、「あそう号(東京駅・鉾田駅行き)」のみとなり、「あそう号」の運行時間外は、路線バス・タクシーで10分ほどの場所にある水郷潮来バスターミナルから「かしま号」を利用することとなる。
- 関東鉄道
- 高速「あそう号」:東京駅行 / 鉾田駅行
- 潮来・行方広域バス「鹿行北浦ライン」:あそう温泉「白帆の湯」行 / 道の駅いたこ行
- 関東鉄道・池田交通
- 鹿行広域バス「神宮・あやめ・白帆ライン」:チェリオ・イオン行 / 麻生庁舎行
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■鹿島線
- 十二橋駅 - 潮来駅 - 延方駅
脚注
注釈
出典
利用状況に関する資料
- JR東日本の1999年度以降の乗車人員
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 駅の情報(潮来駅):JR東日本