松平 元心(まつだいら もとむね)は、戦国時代の武将。五井松平家2代。長勝(ながかつ)とも。弟に深溝松平家の祖となった忠定がいる。

生涯

『寛政重修諸家譜』(以後、『寛政譜』)によれば、五井松平家初代・松平忠景の子。

『寛政譜』によれば松平長親の命により、額田郡深溝城主・大場二郎左衛門(大場景紀)を攻め滅ぼした。長親は深溝城を元心に与えようとしたが、その弟の忠定には所領がなかったため、忠定が二郎左衛門を討ち取ったと長親に上申し、深溝城を忠定に譲った。忠定は深溝松平家の祖となった。

永禄5年(1562年)7月26日、82歳で死去。葬地は愛知県蒲郡市五井の長泉寺。

脚注

注釈

出典

参考文献

  • 『寛政重修諸家譜』巻第二十七
    • 『寛政重修諸家譜 第一輯』(国民図書、1922年) 国立国会図書館デジタルコレクション

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三河国宝飯郡を領し深溝松平家の祖となった五井松平家の居城・蒲郡市五井城址

五井松平家 五井城跡 長泉寺 三河七御堂 安達盛長の墓所 蒲郡市五井町 YouTube

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