フューチュリティトロフィー(Futurity Trophy Stakes)は、イギリスのドンカスター競馬場で行われる競馬の競走。
2歳牡馬・牝馬による芝8ハロン(約1,609メートル)の競走で、G1(グループ1)に格付けされている。イギリスの平地競馬のシーズン最後にあたる10月後半に行われ、イギリスの2歳戦としては最も重要な競走のひとつとされている。1961年の創設から現在まで、この競走の勝馬から5頭の英ダービー優勝馬が出ている。
2017年まではレーシングポストトロフィー(Racing Post Trophy Stakes)の名称で行われていた。
開催競馬場
- ドンカスター競馬場(1961年-1988年、1990年-2005年、2007年-2018年、2020年)
- ニューカッスル競馬場(1989年、2019年)
- ニューベリー競馬場(2006年)
沿革
- 1961年 - タイムフォーム社のフィル・ブルによって「タイムフォームゴールドカップ」として創設。
- 1965年 - 競走名を「オブザーバーゴールドカップ」に改称。
- 1971年 - グループ制の導入によりG1に格付けされる。
- 1976年 - 競走名を「フューチュリティステークス」に改称。
- 1989年 - レーシング・ポスト社がスポンサーにかわり、競走名を「レーシングポストトロフィー」に改称。
- 2018年 - Vertem Asset Management社がスポンサーにかわり、競走名を「フューチュリティトロフィー」(Vertem Futurity Trophy Stakes)に改称。