エリオット・レイク(英: Elliot Lake)は、カナダのオンタリオ州北東部、ヒューロン湖の北、アルゴマ地区にある都市。人口は1万1372人(2021年)。サドバリーとスーセントマリーのちょうど中間に位置する。
歴史
同エリアで1953年に大きなウラニウム鉱脈が発見されたことで、1955年に鉱山の街として計画的に建設された。都市の名は街に面してある小さな湖の名から来ている。地質学者であるフランク・ジュバン(Franc Joubin)とアメリカの投資家ジョセフ・ハーシュホーン(Joseph Hirshhorn)が街の創設に大きな役割を担った。主な鉱山会社はデニソン鉱山(Denison Mines)とリオ・アルゴム(Rio Algom)である。
資源の価格が流動的であるため、街は幾度となく大きな景気の波を経験している。1960年代には人口がピークに達し、2万6,000人まで膨らんだ。1990年代に、鉱山の生産は底をつき、資源の価格低下にもさらされ、ついに廃坑となった。
近年は、生き残りのために代替となるあらゆる施策を模索しており、セカンドライフや観光地先として誘致することに力を入れている。
交通
- エリオットレイク地域空港(Elliot Lake Municipal Airport、IATA空港コード:YEL、ICAO空港コード:CYEL)
- 街の中心から南東へ7.4kmほどのところにある。現在、定期便は運航されていない。
- ハイウェイ108号線(Highway 108)
- 街から30kmほど南を東西に走るハイウェイ17号線(Highway 17)とつながっている。
観光
- エリオットレイクの鉱山と核博物館(Elliot Lake Mining and Nuclear Museum)[1]
アウトドアが豊富にでき、魚釣りを始め、スキーやゴルフコースなどもあり、秋の季節には丘の上から見事な紅葉を見ることが出来る。
脚注
外部リンク
- エリオットレイク市公式サイト (英語)
- エリオットレイク空港 (英語)