小椋 研介(おぐら けんすけ、1982年1月30日 - )は、愛知県春日井市出身の日本中央競馬会 (JRA) ・栗東トレーニングセンターに所属している調教師。
来歴
ゲーム『ダービースタリオン』や漫画・アニメ『みどりのマキバオー』をきっかけに競馬に興味を持った。初めての競馬観戦はフラワーパークが勝った1996年の高松宮杯だった。武豊の騎乗フォームに憧れ騎手も考えたが、視力が悪く断念した。
厩務員を目指し、愛知県立春日井高等学校から東京農業大学に進学し、神奈川県の厚木キャンパスで乗馬サークルに入部。そこで初めて馬にまたがった。農学部畜産学科を卒業後、千葉県のセグチレーシングステーブルを経て、2006年4月、JRA競馬学校厩務員課程に入学する。
2007年4月、栗東・境直行厩舎所属の厩務員になり、5月には調教助手になる。
境の定年に伴い、2015年3月から栗東・松下武士厩舎で調教助手になる。松下厩舎では交流重賞3勝のシャマルを担当した。
2022年12月、6回目の受験、2次試験は3回目で調教師試験に合格。2023年の準備期間は技術調教師として同年の全国リーディングを獲得することとなる杉山晴紀厩舎で研修。
2024年3月6日、栗東トレーニングセンターに厩舎を開業。3月16日、JRA初出走となる阪神2Rはビップライアンの12着。4月14日、阪神7Rをベルシャンブル号(北村友一騎乗)で勝利しJRA初勝利を飾る 。
調教師成績
主な管理馬
エピソード
- 2007年4月に境厩舎に所属し最初に担当した一頭がサマニターフで、同年5月の名古屋競馬の地方交流競走に出走し2着だった。実家から近く、母と姉が応援に来ていた。
- 2022年に担当馬のシャマルがGIチャンピオンズカップに出走した際にも、中京競馬場に家族が応援に来てくれていた。
脚注
関連項目
- 競馬の調教師一覧