1981年のロッテオリオンズでは、1981年シーズンのロッテオリオンズの動向についてまとめる。
この年のロッテオリオンズは、山内一弘監督の3年目のシーズンであり、最後のシーズンである。
概要
前年パ・リーグで前期を優勝しながら、後期優勝の近鉄にプレーオフで敗れたが下馬評では優勝候補の本命にあげられた。開幕してからもチームはレロン・リーとレオン・リーのリー兄弟やこの年レギュラー定着の落合博満、前年3000安打達成の張本勲などの活躍で前期は阪急や西武の反撃を振り切り、2年連続で前期を優勝。後期も制して完全優勝をもくろむ山内監督だったが、後期は日本ハムや阪急の後塵を拝して3位。プレーオフではロッテ有利の声が上がったが、日本ハムに1勝3敗1分で敗退し、2年続けてプレーオフでパ・リーグ優勝の夢は潰えた。
シーズン終了後、張本が現役を引退し、山内監督は契約延長を打診されるも辞任した。
チーム成績
レギュラーシーズン
*優勝はプレーオフで決定。2位以下はプレーオフの結果に関係なく勝率順で決定
プレーオフ
オールスターゲーム1981
できごと
- 7月7日 - 前年入団しながらリー兄弟が在籍しているために「練習生」扱いだった李宗源投手(台湾出身)、自分をスカウトした三宅宅三と養子縁組となる事で日本人に帰化し、「三宅宗源」と改名、同時に選手登録される。
選手・スタッフ