海老名郵便局(えびなゆうびんきょく)は神奈川県海老名市にある郵便局。民営化前の分類では集配普通郵便局であった(現在は集配機能を廃止)。
概要
住所:〒243-0432 神奈川県海老名市中央二丁目7番5号
長らく、集配業務は旧海老名町域では厚木郵便局(厚木市、1873年開局)が、旧有馬村域は有馬郵便局(1908年開局)が担当しており、戦前に旧海老名町域に存在した郵便局は国分郵便局(大字国分、無集配局)のみであった。1955年(昭和30年)に両町村が合併し、同じ海老名町内で集配局が異なるという不便な状態が続いていた。これを解消するため、1969年(昭和44年)に町長と関係者が郵政局に対し普通郵便局の設置を上申し、その後開局が確約された。
1983年(昭和58年)7月4日に開局、業務開始。開局にあたって、厚木郵便局(〒243)と有馬郵便局(〒243-04)が受け持っていた海老名市内の集配業務が移管され、郵便番号は 243-04 に統一された(当時の郵便番号は3桁または5桁)。建屋は鉄筋コンクリート造(地下1階、地上2階)となっている。
郵便物集配体制の再編により、2017年(平成29年)8月21日に集配業務を綾瀬郵便局に移管して無集配局となった。
併設施設
かんぽ生命保険海老名支店
沿革
- 1983年(昭和58年)7月4日 - 集配普通郵便局「海老名郵便局」として、海老名市国分字関免33番地1に開局。同日厚木郵便局から集配業務の一部と、有馬郵便局から集配業務全部を移管。
- 1991年(平成3年)11月11日 - 住居表示実施により、所在地が海老名市中央二丁目7番5号となる。
- 1996年(平成8年)7月1日 - 外国通貨の両替および旅行小切手の売買に関する業務取扱を開始。
- 2007年(平成19年)10月1日 - 民営化に伴い、併設された郵便事業海老名支店に一部業務を移管。
- 2012年(平成24年)10月1日 - 日本郵便株式会社発足に伴い、郵便事業海老名支店を海老名郵便局に統合。
- 2017年(平成29年)8月21日 - 集配業務を綾瀬郵便局に移管し、ゆうゆう窓口を廃止。これにより郵便局専用番号(〒243-0499)も廃止。
- 2018年(平成30年)7月23日 - 橋本郵便局(神奈川県)からかんぽ生命保険橋本支店が移転。海老名支店と改称。
取扱内容
海老名郵便局
- 郵便、印紙、ゆうパック、内容証明
- 貯金、為替、振替、振込、国際送金、外貨両替、国債、投資信託
- 生命保険、バイク自賠責保険、自動車保険
- ゆうちょ銀行ATM
かんぽ生命保険海老名支店
個人向け窓口業務は、郵便局が代理店として行う。
周辺
- 海老名市役所
- イオン海老名店
- ビナウォーク
- 相模国分寺
アクセス
- 小田急小田原線、相鉄本線、JR相模線 海老名駅から徒歩約10分
- 相鉄バス 郵便局前停留所下車
- 首都圏中央連絡自動車道(圏央道) 海老名IC北東へ約3km
- 東名高速道路 綾瀬SIC西へ約3km
- 駐車場あり:12台
脚注
注釈
出典
外部リンク
- 海老名郵便局 - 日本郵政