うずまき猫のみつけかた―村上朝日堂ジャーナル』(うずまきねこのみつけかた むらかみあさひどうジャーナル)は、村上春樹のエッセイ集。

1996年5月、新潮社より刊行された。『SINRA』(1994年7月号〜1995年10月号)に連載されたコラムを「大幅に加筆」してまとめたものである。1999年3月に新潮社より新潮文庫として文庫化された。2008年2月には、同社より新装版が刊行された。その際、副題の「村上朝日堂ジャーナル」は削除された。

絵は安西水丸。写真は妻の村上陽子。巻末に対談「安西水丸と語る寿司屋の話」が載っている。

内容の一部

  • どことなく大平正芳に雰囲気が似ていた猫に「マサヨシ」と名前をつけた。
  • "bitch!" を「このアマ」とか「売女」とか「あばずれ」とか訳すのはできたらやめてほしい。
  • やっぱりラマはラマーズ法で子供を産むのだろうか?
  • 欠けない満月がないように、トラブルのない生活もない(ムラカミ・ピーターの法則)。
  • うちの奥さんは、山岸凉子の『日出処の天子』のときにはあけても暮れても聖徳太子様で、あまたの歴史書を読破してわざわざ明日香まで旅行に行った。
  • 個人と組織が喧嘩をしたら、まず間違いなく組織のほうが勝つ。あまり心温まる結論とはいえないけれど、しょうがない、間違いのない事実です。

脚注


BKV219 村上朝日堂&うずまき猫のみつけかた&パン屋再襲撃 村上 春樹 3冊セット 文庫(村上春樹)|売買されたオークション情報

初版本 村上春樹 村上朝日堂 うずまき猫のみつけかた 安西水丸 村上陽子 1996年 新潮社 村上朝日堂ジャーナル しおり 帯付き(村上春樹

村上春樹/著「村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた(新潮文庫)」 新潮社の電子書籍

『うずまき猫のみつけかた』村上春樹 ☆*゚真珠のつき世界☆*゚

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