神代町(かみしろちょう)は北海道室蘭市の町。住居表示未実施。郵便番号は050-0053。かつて同名の字が存在した。

地理

室蘭市の北部に位置し、西から北に香川町、北東に登別市上鷲別町、東に水元町、南東に八丁平、南に港北町,柏木町,本輪西町、南西に幌萌町と接する。

河川

  • 二級河川 鷲別川

地域の特徴

室蘭市の都市計画マスタープランでは蘭北地域に属する。

鷲別岳の南側の丘陵地であり、居住者は少ない。北東縁の登別市との境界を鷲別川が南東流する。道央自動車道 が南部を横断、西縁付近には上り線に本輪西展望所がある。南東端にある道道自動車道の神代トンネル上を通る北海道道107号室蘭環状線が東縁に沿って北上、半円を描くように大きくカーブしながら西に向きを変えた後、西縁付近で南西に向きを変えて南西端から出ていく。
北海道道107号室蘭環状線が大きくカーブする途中に室蘭市神代火葬場があり、さらに西に進んで町域の中央付近に望洋台霊園がある。南部には社会福祉法人室蘭源泉学園 花ファクトリーあけぼの,室蘭市少年野球場がある。北部には香川町に跨る形で室蘭岳山麓総合公園(だんパラ公園)がある。

歴史

1887年(明治20年)本州からの移住者によって開拓が始まり、5年後には30戸ほどになったというが、冷涼のため去る人が多かった。また初の入植者が兵庫県(淡路国)の出身者であることから、かつては淡路町と呼ばれ、離散した後には奥輪西と呼ばれた。1966年(昭和41年)神代火葬場が寿町から移転。1970年(昭和45年)望洋台霊園が市内8か所の墓地を統合して開設。1981年(昭和56年)市少年野球場設置。

地名の由来

旧地名のカミシロコタンに由来する。カミシロは「髪白」で白馬を表し、白馬村の意味との説がある。またアイヌ語の「カムイシロコタン」のなまりであり、「神の山(霊山)にある祭場」だという説もある。

沿革

  • 1929年(昭和4年)10月16日 - 字名改正により輪西村(大字)の一部が神代町(字)となり、輪西村(大字)を廃止。
  • 1967年(昭和42年)7月1日 - 神代町新設。

町名の変遷

世帯数と人口

2023年(令和5年)12月31日現在(室蘭市発表)の世帯数と人口は以下の通りである。

人口の変遷

国勢調査による人口の推移。

世帯数の変遷

国勢調査による世帯数の推移。

学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。

交通

道路

  • 道央自動車道
    • 町域に出入口はない。本輪西町との境界付近に本輪西展望所が所在。
  • 北海道道107号室蘭環状線

施設

公共施設

  • 室蘭市神代火葬場
  • 室蘭市少年野球場

社会福祉施設

  • 社会福祉法人室蘭源泉学園 花ファクトリーあけぼの

公園

  • 室蘭岳山麓総合公園(だんパラ公園)

脚注

注釈

出典

関連項目



斎場ギャラリー|火葬炉部門|株式会社宮本工業所

室蘭岳山麓総合公園(だんパラ公園) 〒0500052 北海道室蘭市 神代町143番地3

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