明野駅(あけのえき)は、三重県伊勢市小俣町明野にある、近畿日本鉄道(近鉄)山田線の駅である。駅番号はM70。
歴史
- 1930年(昭和5年)3月27日:参宮急行電鉄の松阪 - 外宮前(現在の宮町)間の開通と同時に開業する。
- 1941年(昭和16年)3月15日:大阪電気軌道が参宮急行電鉄を合併、関西急行鉄道が発足。線路名称の改定により山田線所属駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日:関西急行鉄道が南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身)と合併、近畿日本鉄道の駅となる。
- 1992年(平成4年)3月14日:待避線新設・地下駅舎化。
- 2007年(平成19年)4月1日:PiTaPa使用開始。
- 2024年(平成19年)9月21日:終日無人駅化。
駅構造
複線通過線の両側に相対式ホーム2面2線を持つ待避可能な地上駅。改札・コンコースは地下、ホームは地上にある。出入口は南北双方にある。ホーム長は4両分だが、回送列車の待避に対応するため待避線の長さは10両対応になっている。
宇治山田駅管理の無人駅で、自動改札機は導入されておらず、PiTaPa・ICOCAは専用の簡易改札機による対応となっている。
のりば
- 2・3番線は、1番線と4番線の間に通過線として存在し、ホームはない。この通過線が主本線であり、特急や急行などが通過する。
- 停車列車が入線する1番線と4番線は副本線である。この待避線は1992年の普通列車の最大4両編成化および1994年のダイヤ変更の対応として設置された。
当駅乗降人員
近年における当駅の1日乗降人員の調査結果は以下の通り。
- 2023年11月7日:1,829人
- 2022年11月8日:1,635人
- 2021年11月9日:1,735人
- 2018年11月13日:2,061人
- 2015年11月10日:1,949人
- 2012年11月13日:1,891人
- 2010年11月9日:2,090人
- 2008年11月18日:2,024人
- 2005年11月8日:1,931人
利用状況
「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
明野駅の利用状況の変遷を下表に示す。
- 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
- 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
- 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
駅周辺
- 三重県立明野高等学校
- 陸上自衛隊航空学校
- 大仏山公園
- 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構三重支部三重職業能力開発促進センター伊勢訓練センター(愛称:ポリテクセンター伊勢)
バス路線
隣の駅
- 近畿日本鉄道
- M 山田線
- ■快速急行・■急行
- 通過
- ■普通
- 明星駅 (M69) - 明野駅 (M70) - 小俣駅 (M71)
- 括弧内は駅番号を示す。
- ■快速急行・■急行
脚注
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 駅の情報|明野 - 近畿日本鉄道