酉部ゆうぶは、漢字を部首により分類したグループの一つ。 康熙字典214部首では164番目に置かれる(5画の18番目、酉集の18番目)。

概要

酉部には「酉」を筆画の一部として持つ漢字を分類している。

単独の「酉」字は十二支の第10位(酉)を表す。十干と組みあわせて六十干支を構成し、日を記録する記号として用いられた。漢代以降は年の記録にも使われ、方位では西、月では仲秋、旧暦8月を表す。

字源としては、「酉」字は酒壷を象る象形文字である。

「酉」は意符としては酒や発酵食品、調味料などに関する文字に含まれることがある。

部首の通称

  • 日本:とりへん・さけのとり・ひよみのとり(「日読み(ひよみ)」とは十二支の別名。その獣が鶏であることから「とり」)・こよみのとり(同左)・さけつくり
  • 中国:酉字旁
  • 韓国:닭유부(dak yu bu、にわとりの酉部)
  • 英米:Radical wine

部首字

  • 中古音
    • 広韻 - 与久切、有韻、上声
    • 詩韻 - 有韻、上声
    • 三十六字母 - 喩母四等
  • 現代音
    • 普通話 - ピンイン:yǒu 注音:ㄧㄡˇ ウェード式:yu3
    • 広東語 - Jyutping:jau5 イェール式:yau5
  • 日本語 - 音:ユウ(イウ)(漢音)
  • 朝鮮語 - 音:유(yu) 訓:닭(dak、とり・十番目の十二支)

例字

*印は拡張新字体。

    • 2:酋・酊、3:酌・酒・酎・配、5:酣・酢、6:酬・酩・酪、7:酵・酷・酸、8:醇・醉(酔4)、9:醐・醒・醍、10:醢・醜、11:醬(醤*10)、12:醱(醗*9)・醯・𨣎、13:醴、17:釀(醸13)

脚注


𨟻的意思,𨟻的解释,𨟻的部首汉语国学

【日本文化】酉之市 知乎

医——每日一字·酉部字 知乎

酌——每日一字·酉部字 知乎

酉的意思,酉的解释,酉的拼音,酉的部首,酉的笔顺汉语国学