マルグリット・ダルトワ(フランス語: Marguerite d'Artois, 1285年 - 1311年)は、フィリップ・ダルトワとブランシュ・ド・ブルターニュの間の長子。エヴルー伯ルイの妃。
結婚
マルグリットはパリのオテル・デヴルーにおいて、フランス王フィリップ3世とその2番目の妃マリー・ド・ブラバンの間の息子エヴルー伯ルイと結婚した。5人の子女をもうけた。
- マリー(1303年 - 1335年) - ブラバント公ジャン3世と結婚
- シャルル(1305年 - 1336年) - エタンプ伯
- フィリップ(1306年 - 1343年) - エヴルー伯、ナバラ女王フアナ2世と結婚し、ナバラ王(フェリペ3世)となる。
- マルグリット(1307年 - 1350年) - オーヴェルニュ伯ギヨーム12世と結婚、フランス王ジャン2世の王妃ジャンヌの母
- ジャンヌ(1310年 - 1371年) - フランス王シャルル4世と結婚
マルグリットはパリで25歳か26歳で死去し、パリのサン=ジャック通りのジャコバン修道院(現存しない)に夫や5人の子供達とともに埋葬された。
脚注
参考文献
- Imagining the Past in France: History in Manuscript Painting, 1250-1500. J. Paul Getty Museum. (2010)