アフターバーナー』(Afterburner)は、アメリカ合衆国のロック・バンド、ZZトップが1985年に発表した9作目のスタジオ・アルバム。

解説

ZZトップの作品の中でも特にシンセサイザーを多用したアルバムで、音楽評論家のStephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて「ハードロック・バンドでさえ、キンキンと響くDX-7と虚ろなドラムに満たされたシンセ・ポップ的サウンドを作らねばならなかった時代を示した作品」と評している。

バンドの母国アメリカのBillboard 200では4位に達して初のトップ5入りを果たし、1999年8月にはRIAAによって5×プラチナに認定されている。全英アルバムチャートでは、前作『イリミネイター』(1983年)に続くトップ5入りを果たし、最高2位に達した。ニュージーランドのアルバム・チャートでは、3週連続で1位を獲得している。

また、本作からは「スリーピング・バッグ」(全米8位・全英27位)、「ステージス」(全米21位・全英43位)、「ラフ・ボーイ」(全米22位・全英23位)、「ヴェルクロ・フライ」(全米35位・全英54位)といったシングル・ヒットが生まれた。

収録曲

全曲ともビリー・ギボンズ、ダスティ・ヒル、フランク・ベアードの共作。

  1. スリーピング・バッグ "Sleeping Bag" – 4:02
  2. ステージス "Stages" – 3:32
  3. ウォーク・アップ "Woke Up with Wood" – 3:45
  4. ラフ・ボーイ "Rough Boy" – 4:50
  5. キャント・ストップ・ロッキン "Can't Stop Rockin'" – 3:01
  6. プラネット・オブ・ウィメン "Planet of Women" – 4:04
  7. アイ・ガット・ザ・メッセージ "I Got the Message" – 3:27
  8. ヴェルクロ・フライ "Velcro Fly" – 3:29
  9. ディッピング・ロウ "Dipping Low (In the Lap of Luxury)" – 3:11
  10. デリリアス "Delirious" – 3:41

他メディアでの使用例

「ステージス」はアメリカ映画『恋はカメハメハ!』(1986年公開)のサウンドトラックで使用された。また、「キャント・ストップ・ロッキン」はアメリカ映画『ミュータント・ニンジャ・タートルズ3』(1993年公開)のサウンドトラックで使用された。

カヴァー

  • ラフ・ボーイ
    • ブルックス&ダン - トリビュート・アルバム『Sharp Dressed Men: A Tribute To ZZ Top』(2002年)に提供。
    • ワイクリフ・ジョン - トリビュート・アルバム『ZZ Top: A Tribute from Friends』(2011年)に提供。

参加ミュージシャン

  • ビリー・ギボンズ - ボーカル、 ギター
  • ダスティ・ヒル - ボーカル、ベース
  • フランク・ベアード - ドラムス

脚注


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