『アガサ・クリスティー/サファリ殺人事件』(アガサクリスティ サファリさつじんじけん、Ten Little Indians)は、1989年のイギリスのミステリ映画。監督はアラン・バーキンショー、出演はドナルド・プレザンスとフランク・スタローンなど。
アガサ・クリスティの長編推理小説『そして誰もいなくなった』の4度目の映画化。このうち2度目の『姿なき殺人者』(1965年)と3度目の『そして誰もいなくなった』(1974年)は、本作のプロデューサーであるハリー・アラン・タワーズによる映画化である。舞台はイギリスからアフリカのサファリに変更されている。アガサ・クリスティ生誕100周年記念作品。
ストーリー
1930年代。アフリカのとある村に、“オーエン氏”なる謎の人物から招待された9人のサファリ客たちが白人ガイドのロンバードに案内されてやってくる。
すると、彼らの耳にロンバードを加えた10人の過去の罪を告発するレコードの声が聞こえてきた。
そして、童謡「10人のインディアン」の歌詞に合わせるように、サファリ客たちは1人また1人と何者かの手で殺されていく。
キャスト
※括弧内は日本語吹替。
- ウォーグレイヴ判事: ドナルド・プレザンス(勝田久)
- フィリップ・ロンバード: フランク・スタローン(原康義)
- マリオン・マーシャル: ブレンダ・ヴァッカロ(藤波京子)
- ロメンスキー将軍: ハーバート・ロム(筈見純)
- ヴェラ・クレイソン: サラー・マウアー・ソープ(日野由利加)
- ウィリアム・ブロア: ウォーレン・バーリンジャー(大宮悌二)
- ヴェルナー医師(イェフダ・エフローニ):(山野史人)
- アンソニー・マーストン(ニール・マッカーシー):(大塚芳忠)
- エルモ・ロジャース: ポール・L・スミス(飯塚昭三)
- エセル・ロジャース: モイラ・リスター(横尾まり)
- 無線の声:(田口昂)
<日本語版制作スタッフ>
- プロデューサー:上田正人(TBS)
- 演出:福永莞爾
- 翻訳:徐賀世子
- 制作:コスモプロモーション/TBS
- シネマ・アイ:宮島秀司
テレビ放映:TBSテレビ「水曜ロードショー」1993年1月20日
脚注
注釈
出典
外部リンク
- アガサ・クリスティー/サファリ殺人事件 - allcinema
- アガサ・クリスティー サファリ殺人事件 - KINENOTE
- Ten Little Indians - オールムービー(英語)
- Ten Little Indians - IMDb(英語)
- Ten Little Indians - Rotten Tomatoes(英語)