不破関資料館(ふわのせきしりょうかん)は、岐阜県不破郡関ケ原町にある博物館である。
不破関に関する出土物、資料を保管展示する。関ケ原町不破関資料館とも称する。
概要
不破関は1974年(昭和49年)から1977年(昭和52年)に岐阜県教育委員会により発掘調査が行われた。この調査で出土した資料を保管展示する施設として1982年(昭和57年)3月、不破関跡の一画に開館。
関ケ原町の条例では関ケ原町歴史民俗学習館と同じく、関ケ原町歴史民俗展示施設の一つである。
2020年(令和2年)4月から5月の緊急事態宣言による休業を利用して常設展示をリニューアル、同年6月2日より開館した。
主な展示内容
- 壬申の乱
- 不破関(設置・概要・変遷・停廃後)
- 不破関復元模型
- 不破関出土物
- 土器
- 瓦
- 和同開珎
利用案内
- 所在地:岐阜県不破郡関ケ原町大字松尾21-1
- 開館時間
- 9:30 - 16:30(4月 - 10月)
- 9:30 - 16:00(11月 - 3月)
- 休館日:月曜日(その日が祝日の場合、その翌日)、年末年始(12月29日 - 1月3日)
- 入館料:大人・110円、中学生以下・無料
- 駐車場:乗用車10台、バス3台。
交通アクセス
公共交通機関
- 東海道本線関ケ原駅下車、徒歩約20分。
自動車
- 名神高速道路関ケ原ICから車で約5分。
周辺施設
- 不破関
- 戸佐々神社 ※不破関西城門跡と推測される
- 若宮八幡神社 ※大友皇子を祀る
- 井上神社 ※天武天皇を祀る
脚注
関連項目
- 日本の博物館の一覧
外部リンク
- 不破関資料館