ニコラス・カザン(Nicholas Kazan, 1945年9月15日 - )は、アメリカ合衆国の脚本家、映画プロデューサー、映画監督である。『運命の逆転』(1990年)によりアカデミー賞脚色賞にノミネートされた。
生い立ちと私生活
ニューヨークで生まれる。父は映画監督のエリア・カザン、母は劇作家のモリー・カザンである。母モリーはトーマス・アンソニー・サッチャー、ジェレマイア・デイ、ロジャー・シャーマンらの直系の子孫である。
1984年に同じく脚本家のロビン・スウィコードと結婚する。娘のゾーイ・カザンとマヤ・カザンは共に女優となった。
主なフィルモグラフィ
- Showboat 1988 (1977) 脚本
- 女優フランシス Frances (1982) 脚本
- ロンリー・ブラッド At Close Range (1986) 脚本・原案
- テロリズムの夜/パティ・ハースト誘拐事件 Patty Hearst (1988) 脚本
- 運命の逆転 Reversal of Fortune (1990) 脚本・共同製作
- モブスターズ/青春の群像 Mobsters (1991) 脚本
- 水曜日に抱かれる女 Dream Lover (1993) 監督・脚本
- マチルダ Matilda (1996) 脚本・共同製作
- ワイルド・スモーカーズ Homegrown (1998) 脚本
- 悪魔を憐れむ歌 Fallen (1998) 脚本・製作総指揮
- アンドリューNDR114 Bicentennial Man (1999) 脚本
- イナフ Enough (2002) 脚本
- The Whole Truth (2016) 脚本
受賞とノミネート
参考文献
外部リンク
- ニコラス・カザン - allcinema
- Nicholas Kazan - IMDb(英語)
- Nicholas Kazan - TCM Movie Database(英語)