御津町泙野(みとちょうなぎの)は、愛知県豊川市の地名。
地理
旧御津町中央部に位置する。東は御津町西方、北は御津町広石に接する。
河川・池沼
- 御津川
交通
- JR東海道本線
- 東海道新幹線
- 国道23号
施設
- 泙野神社
- 岩畳神社
- 曹洞宗松林寺
- 薬師堂
- 豊川消防署御津派出所
- 豊川市立御津中学校
- NTT御津電報電話局
- 老人憩いの家
字一覧
- 楠木(くすのき)
- 久呂下(くろした)
- 新屋敷(しんやしき)
- 高畑(たかばた)
- 丁田(ちようだ)
- 仲田(なかだ)
- 仲ノ坪(なかのつぼ)
- 浜新田(はましんでん)
- 堀合(ほりあい)
- 宮永(みやなが)
- 村崎(むらさき)
- 餅田(もちだ)
- 柳原(やなぎはら)
- 山下(やました)
- 六角(ろくかく)
- 六反田(ろくたんだ)
歴史
地名の由来
飯盛長者が自らの子を失ったことを毎日泣いて過ごしていたところを行脚中の行基に救われ、寺院を建立した伝説が存在しており、元々は「泣野」(ないし鳴野)であったという説と、『万葉集』所載の高市黒人作の安礼の崎の歌に対し、波静かな場所であることから「なぎの」と称したという説があるという。
沿革
- 戦国時代 - 三河国宝飯郡に「なぎの上村」と読める地名の記録が残る。
- 江戸時代 - 三河国宝飯郡泙野村として所在。
- 慶長9年 - 幕府領となる。
- 元禄11年 - 旗本一色丹後守知行となる。
- 1889年(明治22年) - 御津村大字泙野となる。
- 1930年(昭和5年) - 御津町大字泙野となる。
人口の変遷
国勢調査による人口および世帯数の推移。
脚注
WEB
書籍
参考文献
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
関連項目
- 豊川市の地名