2023年バレーボール男子欧州選手権(2023ねんバレーボールだんしおうしゅうせんしゅけん)は、2023年にイタリア、北マケドニア、ブルガリア、イスラエルの4か国共催で開催されたバレーボール欧州選手権の第33回男子大会である。男女共通でCEV EuroVolley 2023が俗名である。

開催国選定

2022年10月13日、CEVは、イタリア、ブルガリア、イスラエル、北マケドニアの4か国共催になったと発表した。

日程

  • 開催期間:2023年8月28日 - 9月16日
    • 予選ラウンド:8月28日 - 9月6日
    • 決勝ラウンド:9月8日 - 9月16日

開催地

  • イタリア:ローマ、ペルージャ、アンコーナ、バーリ
  •  ブルガリア:ヴァルナ
  • 北マケドニア:スコピエ
  • イスラエル:テルアビブ

出場チーム

出場チームは以下の基準で選出される。

  • 開催国4チーム
  • 2021年欧州選手権上位8チーム(開催国を除く)
  • 本大会予選を勝ち抜いた12チーム

政治的理由によりロシアの出場権が剥奪となっているため、ウクライナに出場権が与えられた。

大会方式

予選ラウンドと決勝ラウンドの二段階方式である。

予選ラウンド

出場24チームがプールA-Dの4プールに6チームずつ分かれ、各プールで1回戦総当たりを行う。各プール上位4チームが決勝トーナメントに進出する。

決勝ラウンド

16チームがトーナメント方式(勝ち残り式)で優勝を争う。3位決定戦も開催される。

組分け抽選

予選ラウンドの組分け抽選は以下の基準で行われた。

  1. 開催国4か国を第1シードとする。
  2. 第2シードとして、開催国のチームが希望するチームを選択できる。プールAにアゼルバイジャン、プールBにポーランド、プールCにイタリア、プールDにトルコがそれぞれ入った。
  3. 2021年欧州選手権優勝のイタリア、準優勝のスロベニアは同じプールに入らないようにする。
  4. 残り16チームを2022年1月時点のCEVランキング順に4つのポットに分け、それぞれのポットで別々のプールに入るように抽選を行う。

ポット分けは、抽選会前のCEVランキングにより以下の通りとなった。括弧内の数字は2022年11月時点のCEVランキングを表す。

抽選の結果、組分けは以下の通りになった。括弧内の数字は2022年11月時点のCEVランキングを表す。

順位決定方式

各プールの順位は以下のように定める。

  1. 勝数の多いチームを上位とする。
  2. 勝数が等しい場合は、試合ごとにセットカウントにより与えられる獲得ポイントの多いチームを上位とする。
  3. 勝数・獲得ポイントが等しい場合は、セット率(得セット÷失セット)で上位を決める。
  4. それでも決着がつかない場合は、得点率(得点÷失点)で上位を決める。
  5. それでも決着がつかない場合は、当該チームの対戦成績で1~4の順で比較して上位を決める。

予選ラウンド

プールA

  • 開催地:イタリア
  • 開始時間は中央ヨーロッパ夏時間(UTC 2)。


プールB

  • 開催地:ブルガリア
  • 開始時間は東ヨーロッパ夏時間(UTC 3)。


プールC

  • 開催地:北マケドニア
  • 開始時間は中央ヨーロッパ夏時間(UTC 2)。


プールD

  • 開催地:イスラエル
  • 開始時間はイスラエル夏時間(UTC 3)。


決勝ラウンド

ラウンド16

準々決勝

準決勝

3位決定戦

決勝

最終順位

関連項目

  • 2023年バレーボール女子欧州選手権

脚注

外部リンク

  • 公式ウェブサイト

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