「エレクトリカル・ストーム」(Electrical Storm)は2002年にシングルリリースされたU2の曲。
概要
『The Best of 1990–2000』のために作られた曲で、ある部屋でカップルが窓から嵐が迫りくる空模様を眺めながら、2人の関係の危うさを思っているというシチュエーションに託して、アメリカに対する不安感を歌った曲。シングルには「William Orbit Mix」と「Band Version」が収録されているが、シングルがリリースされる前にRadio Oneが流した「Radio One Mix」がある。長らくライブで演奏されなかったが、360度ツアーの際、1009年7月2日のバルセロナ公演、7月8日のミラノ公演、8月1日のヨーテボリ公演で演奏された。
収録曲
Version 1 CD(日本盤)
- Electrical Storm (William Orbit Mix)
- New York (Nice Mix)
- New York (Nasty Mix)
- Electrical Storm (Band Version)
- Bad / 40 / Where The Streets Have No Name (Live From Boston)
Version 2 CD(UK盤)
- Electrical Storm (William Orbit Mix)
- New York (Nice Mix)
- New York (Nasty Mix)
Version 3 CD(UK盤)
- Electrical Storm (Band Version)
- Bad / 40 / Where The Streets Have No Name (Live From Boston)
Version 4 CD(ヨーロッパ盤)
- Electrical Storm (William Orbit Mix)
- Electrical Storm (Band Version)
Version 5 DVD(UK、ヨーロッパ盤)
- Electrical Storm (William Orbit Mix)
- Electrical Storm (Video)
- Interview with Larry Video/Photo Gallery
PV
- 監督:アントン・コービン
- プロデューサー:リチャード・ベル
- プロダクション:State Ltd.
- 編集:ジェームズ・コール
- D.O.P.:フェドン・パパマイケル
- ロケ地:エズ、ロンドン
- 撮影日:2002年8月21日
- リリース日:2002年9月17日
ラリー・ミューレンの相手役はイギリスの女優サマンサ・モートン。「Pride」で失態を犯し、「One」と「Please」でそれなりの仕事をしたものの、やや図式的な作品で、表現としてはいかがものかと思われたコービンが、ようやく面目躍如した渾身の一作。ラリーの役者開眼のきっかけになった。
評価
- 2002年ヴィレッジ・ボイスPazz&Jopベストシングル第109位
脚注
関連項目
- U2の作品
外部リンク
- U2: Electorical Storm - IMDb(英語)