瑞穂村(みずほむら)は、愛知県愛知郡にあった村。現在の名古屋市瑞穂区の一部にあたる。
地理
新堀川の下流左岸、御器所台地南部から八事丘陵西部にかけて位置していた。
歴史
- 1876年(明治9年)愛知郡高田村、大喜村、北井戸田村、本井戸田村、本願寺村、本願寺外新田、高田新田村、名古屋新田(一部)が合併して瑞穂村が成立した。
- 1884年(明治17年)愛知郡第23組に属し、当村に戸長役場を設置。
- 1889年(明治22年)10月1日、町村制の施行により、愛知郡瑞穂村が単独で村制施行し、瑞穂村が発足。大字は編成せず。
- 1906年(明治39年)5月10日、愛知郡呼続町に編入され廃止。合併後、呼続町瑞穂となる。
地名の由来
次の諸説あり。
- 稔り豊かな田園の村という意味で命名。
- 明治天皇が東京遷都の途中、東海道八丁畷で農民の稲の収穫視察し、岩倉具視が稲穂を献上したことにちなむ。
産業
- 農業
教育
- 1906年(明治39年)井出学校が瑞穂学校(現名古屋市立瑞穂小学校)に改称。
脚注
参考文献
- 角川日本地名大辞典 23 愛知県
- 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。
関連項目
- 愛知県の廃止市町村一覧