塚山駅(つかやまえき)は、新潟県長岡市西谷にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)信越本線の駅である。
歴史
- 1898年(明治31年)12月27日:北越鉄道の駅として開設。
- 1907年(明治40年)8月1日:北越鉄道国有化、帝国鉄道庁の駅となる。
- 1966年(昭和41年)12月27日:跨線橋完成。
- 1971年(昭和46年)12月1日:貨物取扱廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる。
- 2004年(平成16年)10月23日:新潟県中越地震に伴い駅舎が損壊等の被害を受ける。駅舎が老朽化していたこともあり、全面建替え決定。
- 2005年(平成17年)12月6日:新駅舎使用開始。設計は第一建設工業株式会社。
- 2006年(平成18年)2月28日:駅舎竣工。
- 2015年(平成27年)
- 6月1日:業務委託解除、無人駅化。これに伴い自動券売機がタッチパネル式からボタン式に変更される。
- 年内:パークアンドライド駐車場が整備される(長岡市地域公共交通総合連携計画に基づく)。
- 2017年(平成29年)
- 8月:案内サイン更新に伴い、従来の3番線が2番線となる(従来の2番線はのりば番号設定が無くなる)。
- 年内:運行情報表示器を改札口に新設。
駅構造
単式ホーム2面2線を有する地上駅。
駅機能としては運行上「信号取扱駅」となっているが、駅窓口業務(出改札)は2015年5月末日で終了し、現在は長岡駅管理の無人駅。
両ホームは跨線橋で連絡している。旧2番線(中線)は保守車両専用のため本線との分岐器類は乗越分岐器とされ、架線も撤去されている。
駅北側には保守用車両用側線と車庫が設けられている。
のりば
(出典:JR東日本:駅構内図)
エピソード
- 1980年1月3 - 6日まで、当時この区間で運転されていた急行列車のうちよねやま号(直江津始発上野行)が年始の3日間だけ停車駅となったことがある。
- 2015年2月、越路支所が発行する広報誌において翌3月末日で無人駅化する案内が掲載されたが、翌月の広報誌で「定期券購入者が多い」と言う理由で無人駅化が5月末日に変更となった旨が案内された。
- 無人化までは業務委託駅で、出改札業務はジェイアール新潟ビジネスが運営していた。
利用状況
JR東日本によると、2000年度(平成12年度) - 2014年度(平成26年度)の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
駅周辺
駅周辺は塚山地区の集落。スポーツ用品メーカーの工場がある他、観光地も点在する。また、ホタルの生息地も周辺に数箇所あり、夏季には「越路ほたるまつり」が行われる。
- 国道404号
- ヨネックス 新潟生産本部
- JA越後さんとう 塚山支店
- 塚山郵便局
- 三波春夫顕彰碑
- 長谷川邸
- 西谷鉱泉
バス路線
越後交通の路線バスと長岡市越路地域循環バスが駅前から発着している。信越本線から同市小国地域方面へはこの駅が最寄り駅となる。
- 塚山駅前バス停
- 小国車庫前行
- 長岡駅大手口行
- 長岡市越路地域循環バス「雪ぼたる号」
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■信越本線
- 長鳥駅 - 塚山駅 - 越後岩塚駅
脚注
記事本文
注釈
出典
利用状況
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 駅の情報(塚山駅):JR東日本