辺渓駅(ぺんけえき)は、北海道中川郡美深町字辺渓にあった日本国有鉄道(国鉄)美幸線の駅(廃駅)である。事務管理コードは▲122703。

歴史

  • 1964年(昭和39年)10月5日 - 日本国有鉄道美幸線美深駅 - 仁宇布駅間開通に伴い開業。旅客のみ取扱いの無人駅。
  • 1985年(昭和60年)9月17日 - 美幸線の廃線に伴い廃止となる。

駅名の由来

当駅の所在する地名より。地名は、アイヌ語の「ペンケ(penke)」(川上の~)に由来する。本田貢はペンケニウプ川を表す「ペンケニウプ(penke-niwpu)」(川上の・ニウプ川)の上部から、としている。

駅構造

廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは線路の南側(仁宇布方面に向かって右手側)に存在した。開業時からの無人駅で駅舎はないが、ホーム上に待合室を有した。

利用状況

乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。

駅周辺

  • 仁宇布川
  • ペンケ十号川 - 美幸線のコンクリート橋が残存している。
  • 名士バス「辺渓公民館」停留所

駅跡

2000年(平成12年)時点で跡形もなく、駅近くのコンクリート橋のみが残存していた。2011年(平成23年)時点で駅跡は原野になっており遺構は全く残っていない。

隣の駅

日本国有鉄道
美幸線
東美深駅 - 辺渓駅 - 仁宇布駅

脚注

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧
  • 特定地方交通線

辺渓駅

三菱鉱業芦別鉱業所専用鉄道 廃墟検索地図

三菱芦別炭鉱 JapaneseClass.jp

街道の行く先へ 辺渓駅跡・東美深駅跡(美幸線) ~2023夏~

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