アサバスカ諸語(Athabaskan languages)は、北アメリカ西部(カナダおよびアメリカ合衆国)に住むアメリカ先住民の言語。デネ諸語ともいう。ナ・デネ語族に属し、同語族の中で特に大きいグループである。またイヤック語(死語)とまとめてアサバスカ・イヤック諸語と呼ばれることもある。話者数の多い言語としてはナバホ語がある。

アサバスカ諸語は次の三つのグループに分けられる。

  • 北部アサバスカ諸語(Northern Athabaskan)- アラスカ、カナダ西部
  • 太平洋岸アサバスカ諸語(Pacific Coast Athabaskan)- オレゴン、カリフォルニア
  • 南部アサバスカ諸語(アパッチ諸語、Southern Athabaskan/Apachean)- アリゾナ、ニューメキシコ等、合衆国南西部:ナバホ語などを含む。

文法的には、動詞に多数の接辞がつく複総合的言語である。また他のナ・デネ語族とも共通の特徴として、動詞の接頭辞である"Classifier"(類別詞)があり、これは動詞が表す動作等の種類や、態や結合価などを表す。

アサバスカという名称はアサバスカ湖の名にちなむが、この地名はクリー語(アルゴンキン語族)に由来し、アサバスカ諸語とは関係ない。デネあるいはディネ(Dene)はアサバスカ諸語での自称である。


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