鹿島セントラルホテル(かしまセントラルホテル)は、茨城県神栖市にあるホテル。
茨城県出資法人の鹿島都市開発が運営していたが、2024年(令和6年)10月9日にマイステイズ・ホテル・マネジメントに譲渡されることとなり、同年12月4日から新館は「アートホテル鹿島セントラル」、本館は「フレックステイイン鹿島セントラル」という名称となる。
概要
1972年(昭和47年)6月に開業した。茨城県による臨海部の大規模開発事業「鹿島開発」の象徴とも呼ばれた。
2000年(平成12年)6月には2002 FIFAワールドカップの開催に合わせ、本館に隣接して鹿島セントラルビル新館が完成した。
鹿島セントラルホテルの営業権を有する鹿島都市開発は1969年(昭和44年)7月7日に設立された第三セクターで茨城県や鹿嶋市、神栖市が出資している。ホテルの建物(新館、本館、鹿島セントラルモール、温浴施設ゆの華)は鹿島都市開発が所有しており、ホテルや駐車場の敷地は茨城県が所有している。
新型コロナウイルス禍の影響で2021年度は12.3億円の損失を計上した。茨城県は民間へ売却する方針を決め、当初は2024年3月末とされていたが先送りされていた。
2024年10月1日の茨城県議会本会議での売却議案可決後、同月9日にに米投資会社グループの「マイステイズ・ホテル・マネジメント」に譲渡され、同年12月4日から新館は「アートホテル鹿島セントラル」、本館は「フレックステイイン鹿島セントラル」という名称に変更されることとなった。
レストラン
- スカイレストラン「プラネート」
- スカイラウンジ「プラネート」
- 鉄板焼「楓」
- カジュアルレストラン「セピア」
- 中国料理「桃鹿楼」
- 日本料理「槙」
- ティーラウンジ「クレール」
鹿島セントラルビル
ホテルは鹿島セントラルビルの本館ビルと新館ビルに入っている。
本館ビル
- 住所:茨城県神栖市大野原四丁目7番1号
- 竣工年:1972年(昭和47年)6月
- 高さ:45m
- 地上14階、地下1階、塔屋2階
- 主なテナント:ホテル、オフィス、店舗、天然温泉「ゆの華」
- カワイ楽器音楽教室
- SONG is SUNG
- ニッポンレンタカー東関東
- 村さ来
新館ビル
- 住所:茨城県神栖市大野原四丁目7番11号
- 竣工年:2000年(平成12年)3月
- 高さ:68.2m
- 地上16階、地下1階
- 主なテナント:ホテル、レセプションホール、レストラン、 オフィス、店舗
- 三越鹿島店
- 常陽銀行神栖支店
アクセス
- 鉄道
- JR成田線小見川駅よりタクシーで13分。
- JR鹿島線潮来駅または鹿島神宮駅よりタクシーで15分。
- バス
- 都心方面(東京駅、羽田空港、東京テレポート駅)からの鹿島神宮駅行き、または、鹿島セントラルホテル行きの高速バスより「鹿島セントラルホテル」バス停で下車。
- 鹿島神宮駅・銚子駅発の路線バスで「鹿島セントラルホテル」バス停で下車。
- 車
- 東関東自動車道潮来インターチェンジより10分。
周辺施設
セントラルホテル周辺には、レストランやスーパーマーケット、ファーストフード店などが点在している。
- マクドナルド神栖店
- フードマーケットカスミ神栖店
- ファミリーレストランココス神栖店
- くら寿司神栖店
- 神栖市歴史民俗資料館
脚注
関連項目
- かしま号(東京駅発の鹿島方面の高速バス)
外部リンク
- 鹿島セントラルホテル