ピエール2世(Pierre II, 1438年12月1日 - 1503年10月10日)は、ブルボン公(1488年 - 1503年)。ヴァロワ朝期のブルボン家の人物で、父はブルボン公シャルル1世、母はブルゴーニュのジャン無畏公の娘アニェス。

生涯

1473年にフランス王ルイ11世の12歳の娘アンヌと結婚した。1483年にルイ11世が死去し、アンヌの弟シャルル8世が13歳で即位すると、妻と共に摂政を務めた。

1488年に長兄ジャン2世が子供なしに死去し、リヨン大司教であった三兄シャルル2世が後を継いだものの同年に死去したため、ピエール2世がブルボン公となり所領を相続した。

アンヌとの間に1男1女をもうけた。

  • シャルル(1476年 - 1498年) - クレルモン伯
  • シュザンヌ(1491年 - 1521年)

唯一の男子シャルルが早世したため、1503年にピエール2世が死去すると娘シュザンヌが相続人となった。2年後の1505年にシュザンヌはブルボン家傍系のシャルル・ド・ブルボン=モンパンシエと結婚し、公位が継承された。

脚注

参考文献

関連項目

  • ブルボン家

アルベール2世は俺の嫁(全画像表示)

ブルボン公シャルル3世 on Twitter

善良なるフィリップ、ブルゴーニュ公、ブルボン公イザベル、c. 152030。

ブルボン公とフランス国王 中世後期フランスにおける諸侯と王権 上田 耕造 本 通販 Amazon

ブルボン・パルマ家