京成リキ100形貨車(けいせいリキ100がたかしゃ)は、京成電鉄の貨車。1971年(昭和46年)に2両が製造された。
概要
ホッパ構造を持つ貨車である。1971年(昭和46年)に大榮車輌でリキ101・リキ102の2両が製造された。塗装は青色に塗られている。専らモニ10形の中間に挟まれてバラスト散布に使用されていた。制動装置は1991年(平成3年)2月、モニ10形とともにHSCに変更された。
車体
基本的にはモニ10形の荷台部分をベースとしており、車端部にはホッパー操作用のハンドルが備えられている。全長は15,650mmで、自重は20t。車幅はモニ10形と比べて4mm短い。台車は住友製のSM-3を使用している。
主な用途
モニ10形2両に挟まれた4両編成でバラスト散布を中心に使用されていた。モニ10形の用途が他の貨車に比べて限られていることから、モニ10形共々2000年(平成12年)廃車。晩年は宗吾車両基地に常駐していた。