出水(いずみ)は、熊本市の地名。静かな住宅地が広がっている。本項目では、国府(こくぶ)地域についても解説する。
沿革
奈良時代に、肥後国の国府(託麻国府)が建設されたが、その後発展することは無く、近世まで農村であった。その後、出水村の熊本市編入後、郊外の住宅地化に伴い、この周辺も宅地化していった。現在は、マンション・住宅などが立ち並び、長溝団地などを抱える東部地区有数の住宅街となっている(出水・白山・出水南・砂取校区の合計推計人口は41764人)。
2012年4月1日からは、熊本市の政令指定都市移行により、ほぼ全域中央区となったが、東側にあたる四丁目の一部は東区となった。
周辺
- ゆめタウンはません (田迎地区)
- 水前寺江津湖公園 (出水地区)
教育施設
- 熊本市立出水小学校
- 熊本市立出水南小学校
- 熊本市立出水中学校
- 熊本市立出水南中学校
- 熊本国府高等学校
- 熊本市立白山小学校(国府・白山地区)
交通
鉄軌道
- JR九州:豊肥本線
- 国府の北端境に新水前寺駅(所在地は白山)がある。
- 熊本市交通局(熊本市電健軍線):A系統・B系統)
- 出水の域内北側に水前寺公園、市立体育館前の両電停がある。
- 国府の域内北側には新水前寺駅前(JR新水前寺駅に接続)、国府の両電停がある。
バス
- 熊本都市バス、産交バス、熊本バス、電鉄バス
- 電車通りおよび出水ふれあい通り、八王寺通りに通る。
道路
- 熊本県道28号熊本高森線(電車通り)- 域内北側を通る。
- 国道57号(熊本東バイパス) - 域内南側を通る。
関連項目
- 出水村 — 1925年(大正14年)4月1日、熊本市へ編入。現在の当地区に当たる
- 出水
参考文献
脚注
外部リンク