ブラボーデイジー(英: Bravo Daisy、2005年3月28日 - )は、日本の競走馬、繁殖牝馬である。
主な勝ち鞍は2009年の福島牝馬ステークス(GIII)、2010年のエンプレス杯(JpnII)。
戦歴
馬名の由来は母名(ブラボーサンライズ)の一部(ブラボー)に英語でヒナギク。
競走馬時代
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2008年1月19日、京都競馬場の新馬戦(芝1800メートル)に船曳文士を背にデビューし3着となった。その後、未勝利戦に出走を続け8戦目の7月27日、函館競馬場の未勝利戦(芝1800m(良)メートル)で初勝利を挙げる。続いて福島競馬場の500万円以下で連勝。2着を2回続けた後、古馬となってから壇ノ浦特別で勝利し1000万円以下を卒業した。
1600万円以下の身で格上挑戦となった中山牝馬ステークス(GIII)で重賞初挑戦となったキストゥヘヴンに0.4秒差の6着となった。続いて福島牝馬ステークス(GIII)に参戦。不良馬場の中、単勝オッズ13.7倍の7番人気に推されて出走、アルコセニョーラに2馬身離して勝利。重賞初勝利となった。
続いてヴィクトリアマイル(GI)でGI初参戦となる。ウオッカやカワカミプリンセス、リトルアマポーラの順で1桁台の単勝オッズに推される中、46.8倍の11番人気の支持を受けた。4番手から最後の直線に進入し、先頭で入線したウオッカから7馬身離された2着を確保した。
愛知杯(GIII)ではリトルアマポーラと同じタイムでを走破するもクビ差及ばず2着となった。5歳となり、2戦目の未勝利戦以来となるダート戦、エンプレス杯(JpnII)に武豊を鞍上に参戦した。ハナを主張し、第3コーナーからラヴェリータとの「一騎打ち」を制してクビ差で勝利、重賞2勝目を果たした。
以降、JRAの芝とダート重賞や地方競馬の交流重賞、第24回マイルチャンピオンシップ南部杯などのGIにも出走。連覇を目指した福島牝馬ステークスやエンプレス杯、東日本大震災の被災地支援競走となったマーチステークス(GIII)で2着、武蔵野ステークス(GIII)やTCK女王盃(JpnIII)で3着となるなど、重賞でも上位となる走りを見せた。
2011年11月3日のJBCレディスクラシック(重賞)でミラクルレジェンドに3.0秒離された8着に敗れたのを最後に、引退。11月9日付でJRAの競走馬登録を抹消した。引退後は、北海道沙流郡日高町のヤナガワ牧場にて繁殖牝馬となった。
競走成績
以下の内容は、netkeiba.comおよびJBISサーチに基づく。
繁殖成績
※2014年、2019年はハービンジャーを種付けするも不受胎
- 2024年10月5日現在
血統表
- いとこにメイショウヨウドウ(東京ジャンプステークス)。
脚注
注釈
出典
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、KEIBA.GO.JP、JBISサーチ