ドールトン・バーショ(Daulton Varsho, 1996年7月2日 - )は、 アメリカ合衆国ウィスコンシン州マーシュフィールド出身のプロ野球選手(外野手、捕手)。右投左打。MLBのトロント・ブルージェイズ所属。父のゲイリー・バーショもピッツバーグ・パイレーツなどに所属した元プロ野球選手である。
経歴
プロ入りとダイヤモンドバックス時代
2017年のMLBドラフト2巡目(全体68位)でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名されプロ入り。契約後、傘下のA-級ヒルズボロ・ホップスでプロデビュー。50試合に出場して打率.311、7本塁打、39打点、7盗塁を記録した。
2018年はルーキー級アリゾナリーグ・ダイヤモンドバックスとA 級バイセイリア・ローハイドでプレーし、2球団合計で83試合に出場して打率.294、12本塁打、45打点、19盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ソルトリバー・ラフターズに所属した。
2019年はAA級ジャクソン・ジェネラルズでプレーし、108試合に出場して打率.301、18本塁打、58打点、21盗塁を記録した。7月にはオールスター・フューチャーズゲームのナショナルリーグ選抜に選出された。オフには11月に開催の第2回WBSCプレミア12アメリカ合衆国代表に選出された。
2020年7月30日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし、同日のロサンゼルス・ドジャース戦でメジャーデビュー。この年はメジャーで37試合に出場して打率.188、3本塁打、9打点、3盗塁を記録した。
ブルージェイズ時代
2022年12月23日にガブリエル・モレノ、ルルデス・グリエル・ジュニアとのトレードで、トロント・ブルージェイズへ移籍した。
2024年はケビン・キアマイアーのトレード後に中堅手として起用されたが、9月17日に右肩の回旋筋腱板の手術を受け、シーズンの残り試合を欠場することが発表された。オフにはマルチポジションとしてフィールディング・バイブル・アワードを受賞し、最優秀守備選手に選ばれた。また、中堅手としてゴールドグラブ賞を受賞した。
選手としての特徴
身体能力が高く、将来は20本塁打・20盗塁が可能と言われる。肩はあまり強くない。
詳細情報
年度別打撃成績
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 捕手守備
- 外野守備
- 2024年度シーズン終了時
表彰
- ゴールドグラブ賞(外野手部門):1回(2024年)
- フィールディング・バイブル・アワード
- 最優秀守備選手:1回(2024年)
- マルチポジション部門:1回(2024年)
記録
- MiLB
- オールスター・フューチャーズゲーム選出:1回(2019年)
背番号
- 12(2020年 - 2022年)
- 25(2023年 - 2024年)
- 5(2025年 - )
代表歴
- 2019 WBSCプレミア12 アメリカ合衆国代表
脚注
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 V
- 親子のメジャーリーグベースボール選手一覧
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、Baseball-Reference (Register)
- Daulton Varsho stats MiLB.com (英語)
- Daulton Varsho (@DaultonVarsho25) - X(旧Twitter)