樋口 寛規(ひぐち ひろき、1992年4月16日 - )は、兵庫県宝塚市出身のプロサッカー選手。Jリーグ・福島ユナイテッドFC所属。ポジションはフォワード。
来歴
2008年に滝川第二高校に入学しサッカー部に入部。2年時まではボランチやサイドハーフとしてプレーをするも、2010年に入りFWにコンバート。同年8月に清水エスパルスの練習に参加するが、この時点では清水からは獲得を見送られた。3年時の全国高等学校サッカー選手権大会で同級生の浜口孝太とともに、「ダブルブルドーザー」と称された2トップを形成し、8得点の活躍を見せ得点王。チーム初の選手権制覇に貢献した。
この実績が評価された形で、2011年1月12日に清水エスパルスへの入団が決まった。入団後の同年4月、日本高校サッカー選抜としてデュッセルドルフ国際ユースサッカー大会に出場した。実戦経験を積むため、2012年3月、FC岐阜へ期限付き移籍。
2013年は清水へ復帰。だが出場機会はなく、4月に再びFC岐阜へ期限付き移籍。2014年、清水に2度目の復帰。7月、湘南ベルマーレへ期限付き移籍。
2015年、SC相模原へ期限付き移籍。
2016年、福島ユナイテッドFCに完全移籍。
人物・プレースタイル
- 相手の死角からトップスピードでゴールエリアに侵入し、ワンタッチでボールをコントロールして、左右両足から強烈かつ正確なシュートを放つ。
- 日本代表の岡崎慎司は樋口と同じ誕生日、宝塚市出身であり、宝塚ジュニア、滝川第二、そして清水での先輩となる。このことから「岡崎2世」と呼ばれたこともあった。
- 樋口のエスパルス入団と同じくして、岡崎がVfBシュトゥットガルトに移籍するため、チームはその後継として彼に背番号23を継承する予定だった。しかし、岡崎の移籍トラブルにより移籍が遅れ、わずかながらに在籍期間が重複したため、結局一つ小さい22番を付けることになった。
所属クラブ
- 宝塚ジュニアFC (宝塚市立すみれガ丘小学校)
- 西宮市立学文中学校
- 2008年 - 2010年 滝川第二高等学校
- 2011年 - 2015年 清水エスパルス
- 2012年3月 - 同年12月 FC岐阜 (期限付き移籍)
- 2013年4月 - 同年12月 FC岐阜(期限付き移籍)
- 2014年7月 - 同年12月 湘南ベルマーレ (期限付き移籍)
- 2015年 SC相模原 (期限付き移籍)
- 2016年 - 福島ユナイテッドFC
個人成績
- Jリーグ初出場 : 2012年3月17日 J2第3節 対ザスパ草津 (岐阜メモリアルセンター長良川競技場)
- Jリーグ初得点 : 2012年3月20日 J2第4節 対湘南ベルマーレ (Shonan BMW スタジアム平塚)
タイトル
チーム
- 滝川第二高校
- 第89回全国高等学校サッカー選手権大会 (2010年)
個人
- 第89回全国高等学校サッカー選手権大会 得点王、大会優秀選手 (2010年)
脚注
関連項目
- 兵庫県出身の人物一覧
- 清水エスパルスの選手一覧
- FC岐阜の選手一覧
- 湘南ベルマーレの選手一覧
- SC相模原の選手一覧
- 福島ユナイテッドFCの選手一覧
外部リンク
- 樋口寛規 (@bulldozer_40) - Instagram
- 樋口寛規 - Soccerway.com (英語)
- 樋口寛規 - FootballDatabase.eu (英語)
- 樋口寛規 - WorldFootball.net (英語)
- 樋口寛規 - Transfermarkt.comによる選手データ (英語)
- 樋口寛規 - J.League Data Siteによる選手データ
- 樋口寛規 - playmakerstats.com (英語)