「Running High」(ランニング・ハイ)は、下野紘の3枚目のシングル。2017年4月19日にポニーキャニオンから発売された。
制作
「Running High」は初のテレビアニメ主題歌であるため、新たな方向性を意識して制作された。起用された『カブキブ!』が部活を舞台にしたストーリーであるため、青春をイメージした前向きな楽曲に決定した。詞は「青春」と「四字熟語」、「ことわざ」を組み込んだ構成。
「Pleasure」は一歩を踏み出そうとしている人に向けて制作。未来に対し、「自分なりに頑張ればいい」というメッセージを込めている。花見の席で盛り上がれる曲をオーダーした、桜をイメージした楽曲。
音楽性
収録曲2曲は盛り上がる曲。「Running High」は青春を全面に打ち出している。学校の廊下を駆け抜けるような曲であり、サビは曲、詞共に青空が見えるイメージ。「夢に向かって突き進むことの大切さ」、「青春時代の過ごし方で未来は変わる」というメッセージを込めている。
リリース
前作「ONE CHANCE」から8カ月ぶりのリリース。初回限定盤(PCCG.01589)、通常盤(PCCG.70365)、アニメ盤(PCCG.70366)、きゃにめ限定盤(SCCG.00019)の4種形態。初回限定盤には「Running High」のミュージックビデオ、きゃにめ限定盤には「Running High」のミュージックビデオ、メイキング映像が収録されたDVDが同梱されている。
アートワーク、パッケージ
ジャケット写真は、楽曲のイメージの「青空」をテーマにビルの屋上で撮影。アートワークのコンセプトは、楽曲のイメージの青春感から「スカジャン」、「Gジャン」を取り入れた。
批評
CDジャーナルは、爽やかかつ熱いロックチューンであり、やんちゃな印象の下野の持ち味が活かされていると評した。
ミュージック・ビデオ
「Running High」にはミュージックビデオが制作されている。撮影は銚子市立銚子高等学校で行われた。2017年3月10日にポニーキャニオンのYouTubeチャンネル「Anime PONY CANYON」で試聴PVが配信された。崖と砂浜を舞台にし、「青空」をイメージした映像。
メディアでの使用
シングル収録内容
チャート
スタッフ・クレジット
参加ミュージシャン
- 「Running High」
- Ryo Takahashi – ギター、ベース
- Shinya(LUNA SEA) - ドラム
- 「Pleasure」
- re-zi - ギター
- HIROTOMO - ベース
- Nozomu Kitamura - ドラム
Artwork Staff
- Art Director:Takuya Saito(NPC)
- Artwork Coordinator:Yuri Matsumoto(NPC)
- Photographer:Daisuke Honda
Music Video Staff
その他のスタッフ
下野紘バースデーライヴイベント2017-Running High-
2017年4月22日に大阪国際交流センター、4月30日にNHKホールで開催された下野のバースデーライブ。その模様を収録したBlu-ray、DVDが2017年10月4日にポニーキャニオンから発売された。
収録内容
出典
参考文献
- 原常樹『声優グランプリ』2017年5月号、主婦の友社、2017年4月10日。
- 倉田モトキ『声優アニメディア』2017年5月号、学研プラス、2017年4月10日。
- 倉田モトキ『声優アニメディア』2018年4月号、学研プラス、2018年3月10日。
外部リンク
- ポニーキャニオンによる紹介ページ
- 初回限定盤
- 通常盤
- アニメ盤