『HUMANITY』(ヒューマニティ)はtha LTD.によって開発されたパズルゲーム。
概要
本作は中村勇吾による初の本格ゲーム作品であり、ゲームクリエイターの水口哲也氏が率いるEnhanceがレベルデザイン、プロデュース及びパブリッシングを担当した。
あらすじ
主人公はある朝、目が覚めると柴犬になっていた。頭の中で声が響き、自我を失った人々に指示を出し、天へと伸びる光へ導くように指示された。その後、「実験室」と呼ばれる空間に主人公は移動、頭の中で響いた声の正体は主人公を"最初に導く者"である「BLUE CORE」という球体であった。そして、BLUE COREに実験を進めることが使命であることを告げられる。
すると突然、一見すると人間と似ているが全く異なる原理で動く「OTHERS」という、人間に対して攻撃的な勢力が現れる。OTHERSに対抗する為に、人々に銃や剣を持たせ進んでいく。
ゲームシステム
プレイヤーは柴犬となり、自我を失った人々をステージ内にアイテムを設置し光(ゴール)へ導く。ステージの途中には「GOLDY」という金色の巨人が存在しており、一定数のGOLDYを光へ導くと新たな能力や人間のコスチュームやスキンが得られる。
プレイヤーがオンラインで他のユーザーと自作のステージを共有することが可能である。
開発
本作の発想の原点は鳥の群れの動きであると、デザイナーの中村勇吾は語っている。
AR
AR技術を用いた「HUMANITY -AR EXPERIMENTS-」が2021年の5月12日から6月18日まで開催されていた。六本木ヒルズ森タワー前の広場66プラザにあるARマーカーをスキャンすると、本作の自我を失った人々がARで登場する。
受賞
脚注
出典
外部リンク
- 公式サイト