警視庁の三郎三傑(けいしちょうのさんろうさんけつ)は、明治中期に警視庁撃剣世話掛を務めた、3人の優れた剣術家のこと。
- 高野佐三郎
- 中西派一刀流。1886年(明治19年)任官。後に埼玉県警察部勤務。1913年(大正2年)剣道範士。
- 高橋赳太郎
- 無外流高橋派、津田一伝流。1887年(明治20年)任官。兵庫県警察部、大阪府警察部にも勤務した。1919年(大正8年)剣道範士。
- 川崎善三郎
- 無外流土方派。1886年(明治19年)任官。後に山梨県警察部勤務。1923年(大正12年)剣道範士。
参考文献
- 『警視庁武道九十年史』、警視庁警務部教養課
- 庄子宗光『剣道百年』、時事通信社
- 戸部新十郎『明治剣客伝 日本剣豪譚』、光文社
- 『剣の達人111人データファイル』、新人物往来社
関連項目
- 昭和天覧試合
- 昭和の剣聖
- 精錬証
- 剣道殿堂
- 五人の剣道十段
- 剣道家一覧
外部リンク
- 三郎、三傑、警視庁