ジパルミトイルホスファチジルコリン(英: Dipalmitoylphosphatidylcholine, DpPC)とは、リン脂質の1つであるホスファチジルコリンの中で、パルミチン酸を2つエステル結合しているもののことである。界面活性剤としての作用を持ち、II型肺胞上皮細胞によって産生され分泌される肺胞サーファクタントの主成分の1つである。リポソーム、脂質二重層および生体膜の研究に使われている。

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3,5ジメチル1ピラゾリルホルムアミジニウム硝酸塩 purum, ≥98.0 (NT) SigmaAldrich