Paltalkとはユーザーがインターネット上でビデオやチャット、音声通話をすることができるビデオグループチャットサービスである。チャットルームやユーザーが自身の公開仮想チャットルームを作成出来る機能を提供している。Paltalk Messengerというほとんどのユーザー向けの基本バージョンと、Paltalk MobileというiPhone、Android対応バージョン、Paltalk Expressという非Windowsユーザー向けにFlashで作成されたバージョンの3種類があり、プロプライエタリソフトウェアとなっている。基本サービスは無料で、ソフトウェアも無料でダウンロードできるが、PaltalkのメーカーであるAVM Softwareは有料会員制度やより機能の充実した有料バージョンへの有料アップグレードも提供している。

2013年時点で550万人のユーザーを抱えるなど利益をあげている。

デスクトップPC用ソフトウェア

PaltalkのメインアプリケーションはPC用のPaltalk Messengerだが、インターネットブラウザで使用するPaltalkExpressというAdobe FlashとJavaで作成されたウェブ型アプリケーションも無料で提供している。

モバイル・タブレット用アプリケーション

複数のモバイルプラットフォームにネイティブ対応したアプリケーションがあり、ウェブカメラ、音声チャット、多人数参加もしくはプライベートセッションでの文字チャットが可能である。

Android:

  • タブレット用アプリケーション
  • スマートフォン用アプリケーション

Apple (iOS)

  • iPad
  • iPhone

全て、公式アプリストアやPaltalkモバイル版ページのリンク先の公式アプリストアから入手可能である。

機能

文字、音声、ビデオでのやりとりが可能なチャットルームを作成することができる。チャットルーム1つで100人入れるが、1つのコンバージョンで1000人に増やせる例もある。チャットルームはダウンロードして使うPC用ソフトウェア、ウェブサイト経由のFlashバージョン、iOSやAndroidのスマートフォン、タブレット用アプリケーションでアクセスできる。

また、15人まで参加できるプライベートなビデオチャットセッションも行える。

受賞

以下の受賞歴がある:

  • AlwaysOn 100 top Companies
  • CNET Editor's pick
  • The 2005 pulver 100

特許問題

2009年、Paltalkはコンピュータゲーム開発会社に対し、アメリカ合衆国特許5,822,523号、6,226,686号である「Server-group messaging system for interactive applications(→双方向アプリケーションに対応したサーバーグループメッセージングシステム)」を侵害しているとして複数の訴訟を起こした。最初の提訴先はマイクロソフトでHalo: Combat EvolvedとXbox Liveが特許を侵害していると主張した。マイクロソフトとはPaltalkが特許を20万ドル以下で買収したことに関して争ったが、その後法廷外で和解した。

その後Paltalkはソニー、アクティビジョン・ブリザード、NCSOFT、Jagex、Turbine, Inc.に対しても自社特許を侵害したことで「1000万ドル」の損害を負ったと提訴したが、訴えられた企業は20ドル以下でゲームを販売していた上、JagexはRuneScapeの無料バージョンを配布していることからコンピュータゲーマーのコミュニティ内でPaltalkに対する批判が噴出した。

事件

2013年6月、アメリカ国家安全保障局によるPRISMの傍受対象になっていたことが発覚した。

関連項目

  • パテントトロール

脚注


Paltalk Video Chat (paltalk) / Twitter

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