田口 省吾(たぐち せいご、1897年5月25日 - 1943年8月14日)は、日本の画家。
人物
田口掬汀の三男として秋田県角館町に生まれる。麻布中学校、東京美術学校洋画科卒業。在学中は藤島武二に、1923年からは石井柏亭に師事。第2回中央美術社展に「薔薇」が初入選。第10回二科展に「漁夫の娘」が入選。1929年から1932年までフランス留学。1932年二科会会員に推挙。1943年8月14日、胸部疾患のため死去。
息子は作家の高井有一。高井の『夢の碑』に、河西珊吾として登場する。
主要作品
- 岩礁(1930年代作、秋田市立千秋美術館所蔵)
- 街の音楽(1931年作、秋田県立近代美術館所蔵)
- 見物席
- 雨後の山
- 晴れた海
脚注
注釈
出典
外部リンク
- 淡谷のり子と田口省吾淡谷のり子と田口省吾の2010年8月30日現在のアーカイブ