ニシケンモノノフ (英: Nishiken Mononofu) は、日本の競走馬。2017年JBCスプリントの勝ち馬である。

経歴

戦績

ホッカイドウ競馬の原孝明厩舎に入厩し、2013年7月に門別競馬場でデビューを果たすが2着。2戦目で2着馬に2秒1の大差をつけて圧勝した。その後、函館競馬場に遠征し9月1日のすずらん賞で芝のレースを経験すると、秋に入りイノセントカップを制して重賞初勝利を挙げる。この後、栗東トレーニングセンターの領家政蔵厩舎に移籍。移籍初戦の2歳500万下を快勝すると、11月の兵庫ジュニアグランプリにも勝利する。しかし、暮れの全日本2歳優駿は3番人気に推されるも8着に敗れる。

3歳シーズンは8戦して未勝利に終わる。4歳となった2015年2月に領家政蔵が定年のため、庄野靖志厩舎に転厩。転厩初戦となった3月のポラリスステークスに出走し1年3か月ぶりの勝利を挙げる。その後は重賞やオープン特別で常に上位争いするようになり、5歳暮れの兵庫ゴールドトロフィーでダートグレード競走2勝目を飾った。

6歳になり、2017年2月19日のフェブラリーステークスでGI初出走と果たす。14番人気と評価は低かったが5着と健闘する。続く黒船賞は1番人気で出走、果敢に逃げるも失速し5着に終わる。休養を挟んで6月の北海道スプリントカップは先手を奪い前半3ハロンを33秒8というハイペースで逃げると直線でもそのまま押し切りダートグレード競走3勝目を挙げる。秋に入り、10月4日の東京盃は好位追走から伸びてくるもキタサンミカヅキの3着。そして迎えた11月3日のJBCスプリントは道中2・3番手で追走すると直線で馬場の内目を割って先頭に立つと外から鋭く伸びてきたコパノリッキーを振り切り悲願のJpnI競走初制覇を飾った。

7歳となった2018年シーズンは精彩を欠き、11月4日のJBCスプリント8着を最後に現役を引退した。引退後は優駿スタリオンステーションで種牡馬となる。

競走成績

種牡馬成績

優駿スタリオンステーションで種牡馬入り。

2022年6月17日川崎競馬第1競走スパーキングデビュー(新馬)で、オリコウキングが産駒の初勝利を挙げた。中央での産駒初勝利は2023年3月26日の中京第1競走でペイシャフラワーがあげている。

主な産駒

地方重賞優勝馬

  • 2021年産
    • マミエミモモタロー(2023年兵庫ジュベナイルカップ、兵庫若駒賞、ネクストスター園田)
    • レッドオパール(2023年寒菊賞、2024年イーハトーブマイル)
  • 2022年産
    • マツリダマスラオ(2024年若駒賞)
    • ミランミラン(2025年ジュニアグローリー)

血統表


脚注

出典

外部リンク

  • 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、KEIBA.GO.JP、JBISサーチ、Racing Post
  • ニシケンモノノフ - 競走馬のふるさと案内所

ニシケンモノノフ(1月24日撮影)

ニシケンモノノフ(Nishiken Mononofu) 優駿スタリオンステーション種牡馬展示会2020 YouTube

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