りゅう座8番星(りゅうざ8ばんせい、8 Dra / 8 Draconis)は、りゅう座の恒星で5等星。
名称
太一(太乙、泰一、Taiyi)は、古代中国の天文学において、天球を天の北極を中心に3つの天区に分けた「三垣(さんえん)」の1つ「紫微垣(しびえん)」の中にある星官で、万物の根元として最高位の天神、宇宙の主宰者としての天帝と看做された。太一は、りゅう座のHR 5162 または10番星と同定されていたが、2017年6月30日、国際天文学連合の恒星の命名に関するワーキンググループ (Working Group on Star Names, WGSN) は、りゅう座8番星の固有名として、Taiyi を正式に承認した。
脚注
注釈
出典
参考文献
- 大崎正次『中国の星座の歴史』雄山閣出版、1987年5月5日。ISBN 978-4639006473。