東ティモールは13の基礎自治体(英語: Municipality、ポルトガル語: Município)と1つの特別行政区(葡: Região Administrativa Especial、英: Special Administrative Region)に区分されている。また、国土の北部沿岸を中心とするディリ地方、島の東端部のバウカウ地方、国土の中央部のサメ地方、西ティモールとの境界線付近のマリアナ地方、そして、西ティモール内の飛び地であるオエクシ地方に大きくグループ分けされる。

2015年に従来の(テトゥン語: Distritu、ポルトガル語: Distrito、英語: District)から基礎自治体へ呼称を変更しているが、政府のウェブサイトでは2018年時点で県と表記されており、また日本外務省の海外安全ホームページでも2017年時点で県となっている。以下、本稿では便宜上「県」と表記する。

地方

ディリ地方
ディリ県、マナトゥト県、リキシャ県、アタウロ県
バウカウ地方
バウカウ県、ビケケ県、ラウテン県
サメ地方
アイナロ県、アイレウ県、マヌファヒ県
マリアナ地方
エルメラ県、コバリマ県、ボボナロ県
オエクシ地方
オエクシ県

県(基礎自治体)

歴史

ポルトガル領ティモール時代はディリ市(葡: Concelho)と9つの管区(Circunscriçõ)に区分されていた。1975年のインドネシア併合後、13の県(インドネシア語: Kabupaten)に再編された。2002年に独立するも、行政区画は保持した。

2015年、オエクシ県はオエクシ=アンベノ特別行政区(葡: Região Administrativa Especial de Oe-Cusse Ambeno)に再編された。

2022年1月1日、ディリ県からアタウロ県が分立し、13県1特別行政区となった。

下位行政区画

県は2018年時点で65の郡(葡: Posto Administrativo、旧称Subdistrict)に分割される。

郡の下には452の村(Sucos)が、村の下には2,233の集落(Aldeias)がある(いずれも2018年時点)。

脚注

関連項目

  • ISO 3166-2:TL

2003年度支援国 東ティモール:東ティモールの現状

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