クリストファー・スティーブン・ティルマンChristopher Steven Tillman, 1988年4月15日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州アナハイム出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。

経歴

2006年にMLBドラフト2巡目(全体49位)でシアトル・マリナーズから指名され、プロ入り。

2008年2月9日にエリック・ベダードとのトレードで、アダム・ジョーンズ、ジョージ・シェリルら4選手と共にボルチモア・オリオールズへ移籍した。

2009年はAAA級ノーフォーク・タイズで8勝6敗、防御率2.70の成績を残し、6月29日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦でメジャーデビュー。4度目の登板となった8月4日のロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム戦で初勝利を挙げた。

2010年はAAA級ノーフォークからスタート。4月28日に同球団では18年ぶりとなるノーヒットノーランを達成。

2013年には、デトロイト・タイガースのジャスティン・バーランダーがオールスター前の試合に先発したため、急遽オールスターのメンバーに選出されたが、登板する事は無かった。レギュラーシーズンでは出だし不調で被本塁打が多かったが、徐々に調子を上げていき、最終的にはア・リーグ5位の16勝を挙げた。奪三振もかなり増えて179個奪ったが、前述の通り被本塁打が多く、33被弾はリーグワースト3位だった。

2014年3月11日にオリオールズと1年契約に合意した。この年も前半戦不調で防御率4.11だったが、チームがプレーオフ争いをした後半戦では防御率2.33と好投し、大きな貢献を見せた。先発登板34試合はア・リーグ1位で、2年連続二桁勝利となる13勝を挙げた。

2015年もオリオールズのローテーションに入って投げたが、エース格のピッチングを見せた過去2シーズンと比較すると不調だった。3年連続二桁勝利(11勝)を挙げたものの、負け数も同等の数値で、防御率も規定投球回に達した3シーズンではワーストの値だった。

2016年は調子を取り戻し、防御率3.77・規定投球回に達したシーズンでは最小の19被本塁打にまとめ上げた。4年連続かつ自己ベストタイの16勝を挙げ、エースとして安定したピッチングを見せた。

2017年は前年12月に受けたPRP療法の影響で出遅れ、開幕ローテーション入りを逃した。5月に復帰したものの打ち込まれる試合が多く、1勝7敗・防御率7.84と自己最低の成績に終わった。オフの11月2日にFAとなったが、2018年2月21日にオリオールズと1年300万ドルで再契約した。

2018年は開幕から7試合に先発登板して1勝5敗・防御率10.57と大不振で、7月20日にDFAとなった。

詳細情報

年度別投手成績

  • 2018年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

記録

MiLB
  • オールスター・フューチャーズゲーム選出:1回(2009年)
MLB
  • MLBオールスターゲーム選出:1回(2013年)

背番号

  • 54(2009年)
  • 24(2010年 - 2011年)
  • 30(2012年 - 2018年)

脚注

関連項目

  • メジャーリーグベースボールの選手一覧 T

外部リンク

  • 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
  • Chris Tillman stats MiLB.com (英語)

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