日本ろう者劇団(にほんろうしゃげきだん)は、日本のろう者による劇団。1980年に黒柳徹子や米内山明宏らによって結成された。『社会福祉法人トット基金日本ろう者劇団』という名称も、使われている。

概要

1980年(昭和55年)4月に、『東京ろう演劇サークル』として、設立される。1981年(昭和56年)に、『日本ろう者劇団』と改称されることとなる。1982年(昭和57年)に、社会福祉法人トット基金の付帯劇団となる。

ジャンルは、手話劇であるが、手話狂言が注目を集めるほか、オリジナル創作劇も上演される。

手話狂言は、社会福祉法人トット基金理事長の黒柳徹子の発案で、狂言師の三宅右近の指導を受け、日本ろう者劇団が始めたジャンルである。1987年(昭和62年)、昭和62年度文化庁芸術祭演劇部門で、手話狂言が、芸術祭賞を受賞する。なお、手話狂言は、イギリスやフランスなど海外公演がなされている。

メンバー

日本ろう者劇団公式ページの劇団員紹介より、2012年12月現在。

演目の一部

所在地

  • 東京都品川区西品川2丁目2番16号 トット文化館
    トット文化館では、手話教室が開催されている。

脚注

外部リンク

  • 日本ろう者劇団公式ページ - ウェイバックマシン(2007年11月6日アーカイブ分)
  • 劇団紹介 : 日本ろう者劇団40年のあゆみ - 社会福祉法人トット基金

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【写真】ろう者によるパフォーマンスの世界:朝日新聞GLOBE+