成汶線(せいぶんせん、中文表記: 成汶铁路)、別名青灌線(せいかんせん)は、中国国鉄の全長59.51kmの宝成線支線の鉄道路線である。
概要
成汶線は1959年に青白江駅を起点に建設が開始された。当初は汶川まで建設される予定であったが、都江堰・汶川間は地形が複雑だったため、この区間の建設は中止され、1960年に蒲陽駅(旧都江堰駅)まで建設され、成汶線の名称のまま運営された。
かつて、彭州から白水河までは、狭軌(軌間762mm)の支線(彭白線)があり、主に石炭を輸送していたが、現在は廃止されている。
現在、成汶線は主に貨物線として利用され、全線で最高速度は60km/hに制限されている。2008年5月12日の汶川大地震では設備に大きなダメージを受けたが、5月14日に復旧した。
参考资料
- 成灌線