山本 涼太(やまもと りょうた、1997年5月13日 - )は、日本のノルディック複合選手。長野日野自動車所属。日本代表選手として2022年北京オリンピックに出場。同大会団体戦銅メダリスト。

人物

長野県下高井郡木島平村出身。父の山本直鋭は荻原健司と同時期に北野建設スキー部に所属していた複合の元選手(1996年引退)で、全日本選手権で2度の優勝経験があった。2017年に死去している。

飯山高校から早稲田大学スポーツ科学部を経て、長野日野自動車に所属。

2014年の世界ジュニア選手権で国際大会デビュー。2015-16シーズンよりコンチネンタルカップに参戦。2017年2月10日の札幌大会でワールドカップ(W杯)初出場。2018-19シーズンの後半よりW杯欧州遠征メンバー入り。

2020-21シーズン、1月23日に渡部暁斗とペアを組んだW杯ラハティ大会団体スプリントで3位となり、この種目でW杯日本勢初表彰台となった。翌24日のルカ大会で3位となり、初めて個人戦の表彰台に登壇した。

2021-22シーズンはW杯個人戦でのトップ10入りが増加。2022年北京オリンピックの個人ノーマルヒル/10kmは前半ジャンプで全体トップに立ったが、2位に38秒差をつけてスタートした後半クロスカントリーで順位を下げて14位。個人ラージヒルは12位。渡部善斗、永井秀昭、渡部暁斗とともに出場した団体戦で日本は前半ジャンプで4位につけると、後半クロスカントリーでメダル争いに加わった。アンカーの山本はドイツのビンツェンツ・ガイガー、オーストリアのマルティン・フリッツと2位争いを繰り広げ、ラストのスプリント勝負でオーストリアを抑えてドイツに次ぐ僅差の3位を確保し、日本にとってオリンピック団体戦で7大会28年ぶりとなる銅メダルを獲得した。

主な成績

オリンピック

  • 2022年北京オリンピック ( 中国)
    • 個人ノーマルヒル 14位
    • 個人ラージヒル 12位
    • 団体 3位(渡部善斗、永井秀昭、渡部暁斗、山本涼太

世界選手権

  • 2021年オーベルストドルフ ( ドイツ)
    • 個人ノーマルヒル 11位
    • 個人ラージヒル 10位
    • 団体ノーマルヒル 4位(渡部善斗、永井秀昭、渡部暁斗、山本涼太
    • 団体スプリント 4位(渡部暁斗、山本涼太

ワールドカップ

脚注

外部リンク

  • 長野日野自動車スキークラブ
  • 山本涼太 (@riyota.yamamota) - Instagram
  • 山本涼太 - 国際スキー連盟のプロフィール (英語)
  • 山本涼太 - Olympedia(英語)

コンバインド日本代表(2016/2017) 公益財団法人全日本スキー連盟

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