2007年の読売ジャイアンツ(2007ねんのよみうりジャイアンツ)では、2007年の読売ジャイアンツにおける動向をまとめる。

この年の読売ジャイアンツは、2回目の原辰徳監督体制の2年目(通算4年目)のシーズンである。

概要

前年、球団史上初の2年連続Bクラスに終わったが、このシーズンは序盤からチーム状態が好調で、4月から6月までそれぞれ貯金5ずつ重ねて、6月終了時点で貯金15、2位と4.0ゲーム差の首位に立った。しかし、7月に入ると投手が打ち込まれる場面が多くなり日本ハムから移籍の小笠原道大・阿部慎之助が一時的に調子を落として、得点力が低下した時期と重なったため、7月を大きく負け越し、後半戦以降は中日・阪神との三つ巴の戦いとなった。終盤まで三つ巴が続いたが、阪神は9月19日からの8連敗が響き優勝争いから脱落。巨人が9月の中日との直接対決に4勝2敗と勝ち越して、最終的にセ・リーグ優勝を果たした。しかしクライマックスシリーズの第2ステージで中日に3連敗し、また中日の強力なリリーフ陣に打線が封じられ、5年ぶりの日本シリーズに出場することが出来なかった。投手陣はエースの上原浩治が抑えに回るなど大幅な戦力入れ替えを行い、チーム防御率3.58でリーグ2位。打撃陣は5番・6番を打つことの多かった高橋由伸が1番へ回り、小笠原・阿部などの活躍もあり最下位ヤクルトに52本差をつける191本塁打と、リーグ1位を記録した。

チーム成績

レギュラーシーズン



クライマックスシリーズ

個人成績

投手成績

  • 色付きは規定投球回数(146イニング)以上の選手
  • 太字はリーグ最高

打撃成績

  • 色付きは規定打席(452打席)以上の選手
  • 太字はリーグ最高

できごと

3月

  • 3月30日 - 読売ジャイアンツ対横浜ベイスターズの開幕戦(横浜スタジアム)で先頭打者の高橋由伸が初球を本塁打、シーズン開幕戦での先頭打者初球本塁打はNPB史上2人目、セ・リーグでは史上初。同試合で小坂誠がNPB史上10人目の通算250犠打

4月

  • 4月11日 - 豊田清が対広島東洋カープ戦でNPB史上5人目の通算150セーブ
  • 4月22日 - 谷佳知が対阪神戦でNPB史上249人目の通算100本塁打
  • 4月26日 - 会田有志が対横浜戦(東京ドーム)に1点ビハインドの8回から4番手で登板し、1イニングを無失点に抑えて、チームはその裏に逆転しプロ入り初勝利しNPB史上初の親子で公式戦勝利投手となった(父は元ヤクルトの会田照夫)

5月

  • 5月2日 - 対中日戦(ナゴヤドーム)で勝利し、NPB史上初の球団通算5000勝
  • 5月18日 - 二岡智宏が対中日戦でNPB史上417人目の通算1000試合出場
  • 5月27日 - 小笠原道大が対オリックス戦でNPB史上51人目の通算250本塁打

6月

  • 6月2日 - 二岡智宏が対西武戦でNPB史上245人目の通算1000安打

7月

  • 7月1日 - 李承燁が対広島戦でNPB史上250人目の通算100本塁打
  • 7月1日 - 谷佳知が対広島戦でNPB史上92人目の通算1500安打
  • 7月26日 - 巨人対横浜戦(東京ドーム)の1回裏、先頭打者の高橋由伸がマットホワイトからNPB新記録の9本目の先頭打者本塁打。

8月

  • 8月2日 - 二岡智宏が対横浜戦でNPB史上145人目の通算150本塁打

9月

  • 9月9日 - 高橋尚成が対阪神戦でNPB史上309人目の通算1000投球回
  • 9月15日 - 小笠原道大が対広島戦でNPB史上93人目の通算1500安打

10月

  • 10月2日 - 対ヤクルト戦(東京ドーム)に5対4でサヨナラ勝利し、5年ぶり31度目のセ・リーグ優勝達成
  • 10月18日 - 対中日戦(東京ドーム)に2対5で負ける
  • 10月19日 - 対中日戦(東京ドーム)に4対7で負ける
  • 10月20日 - 対中日戦(東京ドーム)に2対4で負ける。アドバンテージがまだ無かったため、3連敗で日本シリーズを逃す

入団・退団

シーズン開幕前

本節では、前シーズン終了から本シーズン開幕までの入退団について記述する。

入団

退団

シーズン開幕後

本節では、本シーズン開幕から本シーズン終了までの入退団について記述する。

入団

選手・スタッフ

ドラフト

出典


【過去行きました】1976年読売ジャイアンツ19 YouTube

【過去行きました】1977年読売ジャイアンツ19 YouTube

2002年 読売ジャイアンツ 19+α YouTube

1973年 読売ジャイアンツ 選手名鑑 YouTube

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