安東張氏(アンドンジャンし、안동장씨)は、朝鮮の氏族の一つ。本貫は慶尚北道安東市である。2015年の調査では、39,939人である。
始祖は、後三国時代の豪族の張貞弼である。張貞弼は、高麗太祖が後百済の甄萱を征伐する時に金宣平・権幸と共に功績を挙げた三太師の一人であるが、張貞弼の先祖は中国人であり、新羅末期に移住した。
人口分布と集姓村のある地域
人口数、割合はいずれも2015年統計。集姓村のある地域は以下の通りである。
- 忠清南道洪城郡(614人、総人口の0.7%)
- 京畿道議政府市(430人、総人口の0.11%)
- 慶尚北道安東市(830人、総人口の0.52%)
脚注
参考文献
- “안동장씨 安東張氏”. 斗山世界大百科事典. オリジナルの2022年9月6日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220906235718/https://www.doopedia.co.kr/doopedia/master/master.do?_method=view&MAS_IDX=101013000703406
- 金光林 (2014年). “A Comparison of the Korean and Japanese Approaches to Foreign Family Names” (英語) (PDF). Journal of cultural interaction in East Asia (東アジア文化交渉学会): p. 18. オリジナルの2016年3月27日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160327222247/http://www.sciea.org/wp-content/uploads/2014/05/03_JIN.pdf
関連項目
- 張 (姓)
- 朝鮮の外来帰化氏族